ききやまきっき

　～車を運転する方へ～『職場の教養』より

 　交通人身事故の約三割は、追突事故が占めています。この事故は、車間距離を多めに取ることで未然に防げる事故ともいえるでしょう。

 　埼玉県警が「0102運動」と銘打ち、「時速60キロでは前車と二秒以上の間隔を空けましょう」と提唱したところ、追突減少が実証されたということです。

　　電柱などを目印に、前の車が通過後に「ゼロ、イチ、ゼロ、二」と数え、「二」の時に自分の車が目印にした電柱などを通過すれば、二秒以上の間隔が空いているということになります。間に「ゼロ」を入れるのは、敢えて二秒以上にして十分な車間距離にするためです。

　　商談や配達などで時間的な制約がある時などは、気持ちが急いて車間距離も狭めになりがちです。しかし事故を起こしてしまったのでは、その後の商談や配達も消えてしまうことを忘れてはなりません。

　　時間にも、心にも、そして車間距離にも十分なゆとりを持って、安全運転を心がけていきましょう。～ゆとりをもって運転しましょう～