【台湾の鉄道旅行・2日目その5】高雄港站探検
高雄車站での撮影を終え、市内探検に向かいます。以前から行きたかったところがあったので…↑↑よろしければクリックお願いします!!↑↑高雄車站を出て、南を見ると、高雄市のランドマーク「東帝士大楼」が。高雄の宿は「舜ユウ商務旅館」にしました。高雄車站から徒歩5分で、安いこともあり(約3,000円)ここにしました。スーツケースを預け、高雄市内探検に出発です。高雄車站からバスに乗ろうと思ったのですが、路線がわからないので、タクシーに乗車。最初に向かったのは「高雄市立歴史博物館」です。ここは日本統治時代に建てられた旧高雄市役所で、現在は博物館になっています。建築は日本の清水建設が請け負ったそうで、歴史を感じさせる意匠です。中は撮影禁止のため、画像ではご紹介できませんが、原住民の時代・オランダ統治時代・日本統治時代の発展・国民党による弾圧・現在の多様な原住民の紹介と高雄の歴史を充実した展示物で解説していました。なかでも衝撃的だったのは国民党による弾圧の展示で、絵や人形などにより治安部隊による住民虐殺や拉致、学校襲撃などを赤裸々に解説していました。一昔前の台湾では考えられなかった表現だと思います。これも民進党が与党であるためでしょう。次は徒歩で高雄港站方面へ向かいました。地図上では線路は存在していますが、台湾でも鉄道貨物は衰退しているようで、消えてしまったかもしれないと思いながらも、とても気になる存在でした。ところが、現地へ行ってみると、レールは銀色に光り、列車の運行は続けられているようですドキドキしながら高雄港站へ向かいました。高雄港站構内です。残念ながら、この日の列車は終了していたようで、操車場は静まり返っていました。奥へ歩みを進めると、いろいろな貨車が留置されていました。そのなかで日本の"チキ"のような車輌があり、台車を見ると三軸でしたこちらの長物車は2軸です。こちらは有蓋車。"ワキ"みたいな車輌です。まさに"トキ"ですね。高雄港站の事務所です。駅としての役割は終了しているようで、貨車操車・留置に使われているようです。ホームが残っています。以前は荷物の積み下ろしが行われていたのでしょう。高雄港站からタクシーに乗り「東帝士大楼」へ展望台にのぼり、高雄市内を見渡しました。高雄臨港線は環状となっていて、一部休止となっていますが、レールは残っていて、その観察ができました。LRTとして復活も検討されているようで、開通予定のMRTとあわせて、鉄道網の充実で観光しやすい都市に生まれ変わって欲しいものです。この見学後、バスに乗り、いったんホテルへ帰りました。 ←よろしければクリックお願いします。