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テーマ:中学生ママの日記(17697)
カテゴリ:子供に勉強を教えるポイント
1月13日(火)
いつも読んでくれて感謝。 こんばんは、坂本です。 この時期は【受験直前期】なので、 学校や塾の先生たちは皆、どうしても受験生に目が行きがちです。 しかし! 実は、小4・小5・中1・中2生にとって この時期はとっても重要な時期なんです。 知っていましたか? そこで、今回は「非・受験生」のお子さんがいる あなたに向けたアドバイスをしていきたいと思います。 今日の話は飛ばし読みしないでください。 じっくり読んで、あなたなりに咀嚼してみてください。 ──────────────────────────── ■なぜ「非・受験生」にとって、今が大事なのか? ──────────────────────────── この時期(1・2月)は、非・受験生にとって 非常に大切な期間です。 なぜ大切なのかと言うと、 「復習」「遅れの取り戻し」「基礎固め」をするのに 適した時期だからです。 その大きな理由としては、 ・他の時期に比べ学校行事が少ないこと ・定期テストもしばらく行われないこと(中学生) ・日が落ちるのが早いので家にいる時間が多くなること などが挙げられます。 つまりこの時期というのは、 普段 学校行事やテスト対策に追われ 時間が足りずに、後回しになりがちな 「復習」「遅れの取り戻し」「基礎固め」 をするための絶好の機会と言えるのです。 ──────────────────────────── ■どんな勉強をすればいいのか(数学、算数) ──────────────────────────── では、具体的にどんな勉強をすればいいのかを お話ししていきましょう。 例えば、数学や算数は 【基礎からの積み上げ】の教科と言われていますね。 そう言われる理由は、 過去に学習した単元の知識を使って、 新しい単元を学習していくからです。 具体的な例を挙げてみましょう。 例えば、 ▽一次関数がよく分からないという場合、 ・方程式の「式の変形」を復習してみる ・比例の意味を復習してみる ▽割合の単元がよくわからない場合、 ・分数についての理解を深めるための学習をする ・「○○は、××の3倍」のところでつまずいているのなら 「は」と「の」を使った文章を作らせ、体で使い方を覚えて から、類題をとことんやって自信を持たせる このように、 過去に学習してきたパーツ部分の習熟度を上げていくことで 最短距離で新しい単元をマスターできるようになります。 結局、このお子さんがどのパーツでつまずいているのかを 見つけてあげるかが私たちにとって重要なポイントに なってくるんですね。 ・わかりやすく教えているつもりでも、理解できない子がいる ・何度も教えているのに出来るようにならない このようなケースは、 この「パーツの習熟度」に問題がある場合がほとんどです。 (ただし、自分の意見・意思をはっきり言えない子の場合は、 指導が非常にむずかしくなります。つまり、お子さんの コミュニケーション能力を上げることは学力アップに 連鎖していくということです。) このようなパーツを見つけ、ひとつひとつ潰していくことが この時期の勉強として非常に有効なのです。 ──────────────────────────── ■どのようなタイプの問題集が有効なのか? ──────────────────────────── もしお子さんが中学生であれば、 『未来を切り開く学力シリーズ 小河式 中学数学基礎篇』(文藝春秋) をおすすめします。 この問題集を使えば、小学生範囲からの パーツ積み上げ学習が容易に実践できます。 使い方としては、 最初に「実力チェックテスト」を行います。 テストをする時には、計算過程など省略せずに書かせます。 (ボールペンを使って勉強させるのも一つの方法です。) マル付け後、どこで間違えたのか、どこでミスしたのかを 親子で丁寧に見つけていきます。 (できるだけ、本人に気付かせるようにしてください。) すると、お子さんの習熟度が低い「パーツ」が見つかるでしょう。 そうしたら、そのパーツを重点的に学習していくのです。 すべてを学習する必要はありません。 ジグソーパズルの穴を埋めるようなイメージで 弱点部分、足りない部分のみを補っていけばいいのです。 パーツの習熟度が上がれば、 それに関連するすべての単元の理解度が上がります。 この繰り返しで、数学(算数)の学力・理解力を 確実に上げていくことが可能です。 --------------------------------------------------- 追記: 小学生の場合は、適切な問題集は出ていませんので、 学年別の問題集の最後についている「まとめテスト」 などの部分で実力をチェックし、そのマル付けの中で、 パーツ探しをしてみてください。 --------------------------------------------------- では、英語や国語は? 実は、語学の場合、この「パーツ」は共通しています。 誰でも、同様の方法で成績・学力が上がる方法があるのです。 特に英語は国語に比べて、より簡単に成績を上げることが可能です。 ちなみに「文法」・・・ではありません。 少し長くなってしまったので、 次週、この続きをお話ししたいと思います。 それでは、また。 感謝をこめて 坂本より 追伸: 来週の火曜日、 これまで私の教材を何か一つでも購入された方には、 ある特別なご案内(提案)をお送りします。 (来週月曜日までに何かしら購入された方にも同様の 案内を送信します。) --- Copyright(C)2009 Shichiro Sakamoto. All Rights Reserved. --- ■発行:株式会社ドリームエデュケーション ホームページ http://dreameducation.net お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/01/13 11:23:36 PM
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