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カテゴリ:勉強のコツ
こんにちは、坂本です。 ここのところ、ユダヤ式学習法の話題が多かったので(笑) 今日は、たっぷりお勉強をしてもらいましょう。 とても大切な内容ですから、 読み飛ばさずに、しっかり読んでくださいね。 文章量は、ながーいですが。 読むだけの価値はありますよー。 ではでは、 今日のお題は、こちらです。 ───────────────────────────── ■やる気を維持する方法 ───────────────────────────── 今日は、これをテーマに話をしていきましょう。 「やる気の高め方」については、 これまでいろいろと話をしてきました。 メルマガなどでも何度か紹介してきましたし、 今回発売した『ユダヤ式学習法』にも その核となる部分が書かれています。 また、サクラサク受験シリーズを購入された方は、 教材を子どもが読むだけでやる気が出たという 方も多いことでしょう。 そこで、今日は 子どものやる気が高まったあとで、 いかにしてそのやる気を持続させるか その方法をひとつ、あなたに紹介したいと思います。 ───────────────────────────── ■キリの良いところで勉強を終えない ───────────────────────────── やる気を維持する方法、 効果的な方法が、これです。 キリの良いところで勉強を終えない。 逆に言えば、 「キリの悪いところで勉強を終える」 という方法です。 人間は大きな満足感を得てしまうと、 その後のモチベーションが保ちにくい という性質があります。 あなたもそんな経験はありませんか? では、食事を例に挙げて、 このことについて考えてみましょう。 本当は大好きなんだけど、 なかなか食べる機会がないものってありませんか? 例えばカニなんかは、好きな人が多いですよね。 では、あなたがカニがとっても好きだとして、 ずぅ~っと、食べたいと思っていたとしましょうか。 ある日、旅館に泊まりに行くことが決まり、 あなたは早速「カニづくし」が食べられる旅館に行くことにしました。 その日の晩は、カニ料理のオンパレード。 ゆでたカニから、焼きガニまで お腹がはち切れるほどカニを食べ、大満足の1日でした。 しかし・・・。 あなたはその時、こう思ったのです。 「もう、しばらくカニはいいや(笑)」 あれだけ食べる気(やる気)がマンマンだったカニも 大きな満足を得てしまうと、モチベーションが保てなくなるのです。 このように気持ちが一気にマイナスに 振れてしまうことだってあるのですね。 あんなに好きで熱望していたカニなのに! それでは、もうひとつ例を挙げましょう。 今回、メルマガ読者の多くの方は、 『ユダヤ式学習法』を購入してくれたようです。 (本当にありがとうございます。) では、例えばあなたがユダヤ式の本を、 大きな興味や関心から購入したとしましょう。 あなたは、やっとのことでユダヤ式の本を手に入れ、 早速読みはじめました。 そして、気づいたら 最後まで一気に目を通してしまったとしましょう。 こうして最後まで読み終えたとき、 あなたの中にはどんな感情が残るでしょうか? きっと、本を購入する前に知りたかったことを すべて知り、ノウハウの中身もわかったことから 満足感や充実感を得たかもしれません。 でもね。 先ほどのカニの例でもお話しした通り、 満足感を得てしまうと、その後のモチベーションが持続しにくいのです。 つまり、ユダヤ式の本で言うのなら、 一番大切な「実践」をせずに終えてしまう可能性があるのです。 それでは、ユダヤ式を学んだ意味が薄れてしまいます。 身につけた「知識」をあなたが実践することで 「知恵」に変えていくことが大切なのです。 ユダヤ式の本では、私が読み手の興味を引くように わざと、次の章を読みたくなるような文章を書いています。 「気づいたら最後まで読んでしまっていた」 という人も多いかもしれません。 しかし、もしあなたがユダヤ式を実践して 結果を出していきたいのであれば、 先を読みたくなっても、一旦そこで読むのを止めるのです。 そして、これまで読んだ章の中で 書かれているノウハウをすぐに実践してみるのです。 ポイントは、 アタマで考えずにすぐに行動ですね。 何かしら行動に移すまでは 絶対に先を読まない! そのくらいのルールを自分に課してしまえば、 実践も順調に進んでいくことでしょう。 これがやる気を維持する秘訣です。 満足感を得る前に、ストップする。 つまり、 満腹感を避けて、自ら欠乏感をつくりだす ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ そんなイメージです。 この感覚がやる気の維持には大切なのです。 ---------------------------------------------------------- ※実は、もうすでにユダヤ式の本を一気に読んでしまったよ というあなた。大丈夫です。迷わずキャンペーンに参加して、 ユダヤ式を実践していきましょう! → http://dreameducation.net/book.html (本の購入者なら、誰でも無料で参加できます) ---------------------------------------------------------- ───────────────────────────── ■子どものやる気を維持する「キッチンタイマー勉強法」 ───────────────────────────── そして、これは、勉強でも同じことが言えます。 問題集を解いているとき、 パズルをやっているとき、 次を知りたい、読みたい、進めたい! そう思ったときに そこで、パタリとやめてしまうのです。 でも、これは大人なら何とか自分で意識してできそうですが、 子どもにとってはちょっと難しい方法かもしれませんね。 そこで、私があなたのお子さんに提案したいのは、 「キッチンタイマー勉強法」です。 その方法はいたってシンプル。 キッチンタイマーを使って、 30分とか1時間ごとに学習する教科や使う問題集を 時間ごとに切り替えていくという方法です。 こうすることで 無理やり、欠乏感を作りだすのです。 また、タイマーを使うことで、 適度なプレッシャーを与えることができるので 集中して学習できるし、学習時間を正確に把握する ことができますよね。 では、もう少し具体的に やり方を説明していきましょう。 例えば、あなたのお子さんが 毎日1時間勉強しているとします。 そうしたら、 勉強時間を、30分×2セット として 学習計画を立てるのです。 そして、前半と後半とで 「必ず」学習する教科や使う問題集を変えるようにしてください。 そして、勉強をはじめるときに キッチンタイマーなどのアラーム機能が付いたものを使って 時間をセットします。 そして、セットしたら勉強をはじめます。 30分後、ピピピッとアラームがなりますよね。 そうしたら、そこで勉強をストップさせます。 ただ、その場合、 計算途中でタイマーが鳴るなど非常に中途半端なところで 時間が来てしまう場合があると思います。 そこで、追加のルールとして、 【タイマーが鳴ったときの問題まではやってもよい】 としておけばよいでしょう。 例えば、 算数・数学などで「3の(2)」の問題をやっているときに アラームがなった場合は、その小問までは解いてもいいが、 「3の(3)」以降の問題は次回に先送りとするのです。 そして、すぐに後半30分で前半とは違う教科、 あるいは、違う問題集を使って勉強をスタートさせます。 このように、毎回満足感を得ながら次に進むのではなく 逆に、不足感・欠乏感を感じながら次の勉強に進めていく。 これを普段の勉強に「仕組み化」したのが キッチンタイマー勉強法です。 この方法、 最初は、子どもに不評かもしれません(笑) でも、今回のメルマガで話した例などを使って 事前にお子さんにくわしく説明をすれば、 やる気のメカニズムをお子さんも理解してくれると思います。 このように事前に説明をしてから キッチンタイマー勉強法をはじめれば、 お子さんも素直に取り組んでくれることでしょう。 特に、飽きっぽい子や もっと集中力を高めたい子、 毎日の学習が習慣化しない子には 一度試してみると良いかもしれません。 うまくいけば、 次の日、自分から机に向って タイマー片手に勉強を始めるかもしれませんよ。 あなたも思わず 笑みがこぼれてしまうことでしょう^^ うまくいったら、 ぜひ私にも教えてくださいね。 それでは、また次回。 ありがとうございましたー。 坂本より 追伸: 現在、出版社にあった『ユダヤ式学習法』の在庫が すべて切れてしまいました。 そのため、今、新たに本(第2刷)を刷ってもらっています。 6月1日には、本が刷り上がるとのことなので、 現在、書店などで本の予約注文をしている方は、 6月の第1週か、翌週には書店に到着すると思います。 それまでもうしばらくお待ちくださいね。 追伸2: 今日は、急きょ午後からある新聞社(地方紙)の取材を 受けることになりました。 どうやら、私が本を持っている姿を写真に収めるようです(笑) ん~、恥ずかしいなぁ。 ▽このような記事をあなたのメールボックスに無料で配信します。 詳しくはこちらをご覧ください。→ メールマガジン登録 ■発行:株式会社ドリームエデュケーション お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/05/28 11:04:19 PM
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