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カテゴリ:中学受験勉強法
どうも、坂本七郎です。 最近、中学受験の入試問題を多く分析する機会があったので 備忘録的に特に目立った出題分野を書きとめておきます。 <算数 よく出る出題分野> ・分数を使った問題(計算の工夫など) ・整数の問題 ・割合の問題(損益算、濃度算) ・比との融合問題(仕事算、面積比など) ・速さの問題(旅人算、グラフを使った問題) ・数列 ・規則性 ・平面図形(面積、相似、面積比、円、図形の移動) ・立体図形(体積、断面図、立方体の積み重ね) これらよく出る分野を抽象化して考えていくと、 算数入試で求められる学力というのが見えてきます。 ■ 中学受験 算数に求められる7つの力。 1.計算力 多くの入試問題は問題数に比して時間が短い。 そのため、一定以上の計算スピードと正確性、 計算の工夫の仕方を身につけておくことは必須。 2.くらべる力 「割合と比」に代表される算数の考え方。 単なる量や長さを、百分率(%)や比(:)を使って 考える力が求められる。(損益算、濃度算、仕事算、相似など) 一般に、10歳くらいからこうした思考ができるようになる(個人差あり)。 3.わける力 特に文章題などに求められる力ですが、重層的で複雑な問題文を、 要素ごとにわかりやすく分解する力。 要は、贅肉をそぎ落として骨組みだけにする力。 4.図で考える力 わかりやすく分解した要素を、図に直して考える図式化力。 線分図や面積図を使った文章題を解くときなどに必要。 5.論理的思考力 さまざまな可能性を、樹形図のように場合分けして、 ひとつずつ検討していく思考方法。 要は、考える力、思考力があるかどうかということ。 算数のみならず、すべての教科で求められる力。 6.図形感覚 特に立体図形の感覚。 アタマの中で図形を回転・移動させたり、 見えない部分を想像できる力。 図形パズルなどを使って小学校低学年から身につけられる。 7.ねばり強さ ひとつの問題をねばりづよく最後まで考え抜く集中力。 または、たとえ模範的な式と解答ではなくても、答えに たどりつこうとする姿勢。 パズルなどを使って小学校低学年から身につけられる 1,6,7は小学校低学年から身につけていくことができ、 2~5は、個人差がありますが4年生くらいから育てていくことができます。 高い進学実績を残している個人塾などは、 こうした部分を意識的に、こどもたちに学ばせているケースが多いです。 ぜひ、家庭学習の参考にしてください。 家庭学習コンサルタント 坂本 七郎 <坂本作成の中学受験用教材> ・サクラサク中学受験勉強法 http://www.jukenbible.com 中学受験に求められる学力を家庭で身につける自宅学習プログラム。 対象:小4~小5 ・弱点克服シリーズ第一弾「割合と比」DVD完全マスター版 http://www.wariai.com 中学受験に必須の「くらべる力」が7日間で身につくDVD。 対象:小4~中3 ■発行:株式会社ドリームエデュケーション お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/12/09 10:41:22 AM
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