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テーマ:中学生ママの日記(17695)
カテゴリ:入試対策
こんにちは、坂本です。 ようやく、3冊目の本が書き上がりました。 今回は8月から執筆をはじめましたので、 ちょうど4ヶ月かけて書き上げたことになります。 3冊書いてわかったこと。 それを今日は書いておきたいと思います。 今回はっきりしたことがあります。 それは自分が遅筆であること。 書き始めてもなかなか進まない。 書いては消し、書いては消しのくり返し。 なかなか先に進まない、そんな苦しい日々を送っていました。 小学校のころから作文は大の苦手。 国語の成績も悪く、本もろくに読まない野球少年でした。 そうしたことも影響するのか、書くのがめっぽう遅いのです。 今回、書くスピードを上げるために、 いろいろとノウハウを学んだり試行錯誤をしましたが、 劇的なスピードアップには至りませんでした。 結局、何が書く力を支えている背骨になるのか? 3冊書き上げた今の感覚としては、 背骨となるのは「苦しみの総量」だと、感じています。 もちろん、子どもに作文指導をするときは、 「楽しさ」や「手軽さ」からはじめる必要があります。 そこを入り口として、だんだんと自信をつけながら 書くことに慣れてもらうことが大切だからです。 しかし、次の段階に上がると、苦しみのゾーンが待っています。 ・どの順で話を組み立てれば、相手に正しく伝わるか ・どう言えば、わかりやすくなるか ・どう言えば、気づきをうながせるか ・どう言えば、行動につなげてもらえるのか そんなあれこれを考えながら、一文一文と真摯に向き合い 書いていかなければなりません。 そこには苦しみが生まれます。 筆がなかなか進まずに落ち込んでいるときに、 プルタルコスの本のなかで、次の一節に出会いました。 「ある人たちが絵を描くのが遅いとゼウクシスを非難したときに、 彼は『私もそう思う。長い時間をかけて描くので、それは長く 残るのだ』と答えた」 この言葉から私は勇気をもらいました。 時間をかけて苦しみ、書いたものだからこそ、長く残るものとなる。 この言葉を信じて、これからも前向きに苦しんでいきたいな と思いました。 ■いま、がんばっている受験生へのアドバイス 受験生も追い込みの時期となりました。 親も子も、今は苦しいと感じている人も多いはずです。 けれども、その苦しみや努力は決して無駄にはなりません。 数字として表れていなくても、苦しんだ分だけ前進しています。 この時期、受験生の勉強として忘れてならないこと。 それを3つ紹介したいと思います。 1.志望校の入試問題に合わせた勉強をすること いまの勉強の目的は、「志望校の入試問題で合格点を とること」です。 難易度がかけ離れていたり、傾向と合わない勉強ばかり になっていないかをチェックしましょう 2.理解できない問題には力を入れない 「まちがえた問題で、解説を読んでも理解できない問題」 こうした問題は飛ばしてもかまいません。 できる化するまでにかなりの時間がかかります。 実力が伸びてくれば、以前は理解できなかった問題も だんだんとわかるものが増えていくものです。 いまはそこに力を入れるのではなく、 「まちがえた問題で、解説を読んで理解できる問題」 「ちょっとした勘違いでミスをしてしまった問題」 こうした問題に力を入れていきましょう。 できる問題を確実にとるための勉強をしていくのです。 3.心身のバランスを保つこと 勉強ばかりだと精神のバランスを崩すことがあります。 適度に休憩や気分転換を差しはさみ、心身のバランスを とることを心がけてください。 睡眠時間を減らして勉強をするのではなく、睡眠を十分 確保しながら、時間を有効に使うことを考えてください。 この3つだけは、常に意識しておいてください。 そうすれば、正しい方向に努力ができ、結果もついてくるはずです。 風邪なども流行っていますので、予防をしながら この冬を乗り切っていきましょう。 応援しています。 坂本 追記: 最近、ギター熱が復活しまして、 むかしよく弾いていたアコースティックギター をひっぱりだして弾いています。 弾くのはもっぱらクラプトンのアンプラグドのナンバー。 (といっても下手ですよ) さらに、来年はフラメンコギターにも挑戦したいと 思っています。 ここ4ヶ月、執筆ばかりの日々でしたので 「あそび」をいれつつ私自身も心身のバランスを とっていこうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/11/28 01:49:41 PM
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