合格率を上げる過去問演習のコツ(入試直前でも間に合う)
こんにちは、坂本です。いよいよ入試本番!という人も多いと思います。そこで今日は入試本番を迎える受験生に向けて最後のアドバイスをしたいと思います。今からでもまだ間に合う、「過去問演習のコツ」についてです。 ■合格率を上げる過去問演習のポイント────────────────────────────入試直前は、過去問演習を数年分実施し、本番に備えている人も多いと思います。そんな皆さんに、ひと手間かけるだけで、すぐに合格率を上げることができるコツを紹介したいと思います。ぜひ今度の過去問演習時に実践してみてください。それでは結論から先にお伝えします。過去問演習のときに、ぜひ取り入れてほしいコツ。それは、「"大問ごとに”時刻を記録すること」です。 当然、みなさんは試験時間に合わせて時間を計って過去問に取り組んでいると思います。それも絶対に必要なことで、大切です。しかし、ここにもう1つだけ、「大問ごとに時刻を記録すること」を追加してみてください。盲点となる部分ですが、このひと手間でより正確な時間感覚が身につき、合格率を上げることができます。 では、どうして大問ごとに時刻を記録するのか?当たり前ではありますが、大問ごとにどれだけ時間を使ったのかを把握するためです。ポイントは、試験全体にかけた時間ではないところ。入試では、1.カンタンそうな問題、自分が得意な分野の 問題から取り組む2.むずかしい問題はどんどん後回しにするこれが鉄則ですよね。ただ、それがわかっていても、「難しい問題に時間をかけすぎて 時間が足りなくなってしまう」ケースがままあると思います。 そうした失敗を極力減らすためには、「試験問題全体の時間把握」だけでは情報として足りないのです。全体ではなく、大問ごとに時間を計測することで、・どの問題で時間をかけすぎてしまったのか・あまり時間がかけられずに点を取れなかった問題をあとで振り返ることができます。単に、合格最低点を超えた、合格者平均点を超えたという情報だけで満足していてはいけません。時間配分を改善するだけで、・さらにあと何点プラスできた、・取りこぼしていた問題が〇問もあったという事実に気付いてほしいのです。今からでも点数は伸ばせます。時間感覚を身につけるだけで伸ばせます。お子さんのポテンシャルを最大限発揮できるように、大問ごとの時間計測をぜひやってみてください。過去問で何度も練習をして、時間配分を振り返る。失敗を活かして、テスト本番に臨む。練習は自信につながります。本番で失敗することはありません。今日からでもまだできることはあります。最後の最後まで、納豆のようにねばってねばって、ねばりまくって!試験を受けてきてください。健闘を祈っています。 坂本 七郎 追記:入試直前対策の過去記事を紹介します。気になる記事を読んでみてください。「入試1週間前 親の心構え「緊張をほぐす3つの錯覚」https://plaza.rakuten.co.jp/kikuji/diary/202001230000/「入試直前期の心の持ち方(受験生の保護者向け)」https://plaza.rakuten.co.jp/kikuji/diary/201701180000/「入試で力を出し切る5つのポイント」https://plaza.rakuten.co.jp/kikuji/diary/201901210000/