季節の風を感じ畑仕事もゆっくりと３

東日本大震災から早や３年５ヶ月が経ちました。子供たちが小さな頃にはよく行った鮎川、野蒜、宮戸島ですが、震災後にはとんと行くことも無くなりました。あんなに釣り好きだった家人もまだまだ動き出しません。

珍しく用事のない日曜日、車で海沿いを走ってみることにしました。まず利府から高速で河南まで走り、下りて一般道を戻って女川へ行って見ました。日曜日で重機はあっても人は動いてません。何処も静かで仮設さえも人の気配がありませんでした。

昔懐かしいコバルトラインを走って、鮎川へ。かつての海岸通りの面影はなく人影もほとんどありません。そのあと石巻から矢本を通り鳴瀬町へ、橋を渡って野蒜の海岸を走りました。

以前よりずっと高くなる防潮堤の表示にびっくり、もう、簡保の宿の建物も見えなくなるでしょう。集落の消えた浜はただ大きく平らで、この後どんな景観が生まれるのでしょうか。

高台だったためにたった一軒、難を免れた家は修復されて人がすんでました。