カテゴリ:旅行
このところツアー参加の旅行が続いてましたが、釣りをやりたいという 夫さんの希望を入れるために車で出掛けました。元々釣り好きの夫さんは東日本大震災の津波の後、今まで釣りを封印してました。ようやく日本海なら行ってもいいか、ということでしょうか。 コースは飯坂温泉から新潟村上市沖の粟島へ、そして7号線を北上して酒田、飛島へ 渡るつもりが急きょ変更して酒田泊り、最上川から鳴子経由で帰宅、となりました。 飯坂温泉は初めてではありませんが、今までは温泉のみでした。 今回は時間もあったので「医王寺」と「ギャラリー梟」を見学しました。 医王寺の歴史はかなり古いのですが、義経に忠義を尽くした家臣、佐藤継信、忠信を 祀ってることを知りました。皇太子ご夫妻が訪れた乙女椿と記念碑もありました。
樹齢を重ねた緑深い樹々、古刹の趣深い医王寺には奥の細道で松尾芭蕉の詠んだ句もありました。 医王寺から少し離れてギャラリー梟、ここにはたくさんのフクロウをテーマにした作品と、版画界の巨匠 斎藤清や大津一幸の作品の常設展示もあり、入場無料なのに何とも見応えのあるギャラリーでした。 粟島へは村上岩船港から粟島汽船で渡りました。往きの普通船も静かな1時間45分でしたが、 復りの高速双胴船55分はとても快適でした。 お宿は民宿源左エ門。早朝5時起きして、宿のおじいちゃんのサザエ網上げ船に同乗させてもらいました。 サザエの網上げが終わった後、船で釜谷の岩場巡りで、くぐり岩など島めぐりも爽快でした。 浜での朝食のメーンは「わっぱ煮」。 漆仕上げのまげわっぱ椀に 熱を通した大きな魚をいろいろ入れて湯を注ぎ、真っ赤に焼けた丸い石を入れると、お椀の湯が 躍り上がって、出来上がる味噌仕立ての豪快な郷土料理、これがまた素晴らしかったです。 釣り糸には魚はほとんどかかりませんでした。ざんねん! 岩船港からまた車で7号線を北上、日本海を左手に見ながら途中、鼠ヶ関海水浴場で休憩。夫さんから昔ここで遠泳をやった話を聞きながら、このところの高温続きの山形へ。酒田まで40キロ、「近いんじゃ」とか言いながらでも道に迷い迷い酒田へ。 酒田は歴史ある大きな港町、今回は酒田観光は無し、飛島行きもなし。 そして最上川沿いの突堤で釣り糸を垂れることにしました。釣具屋さんで買った練り餌のアミを入れて 初めてサビキ釣りはなかなか面白かったです。早朝の酒田港に帰ってくるイカ釣り船を見ながら ホテルの朝食時間まで楽しみました。戦果はコアジ数匹かな。 代わり番この運転で帰りは高速に乗らず道の駅を見つけるとちょっと立ち寄りまた走る、という感じ。 帰る途中、スマホで受けた訃報にはびっくり、懐かしいお仲間の会の先輩でした。 もっともっと長くお付き合いできると思っていましたのに、早や過ぎるお別れに悲しみいっぱいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[旅行] カテゴリの最新記事
|