季節の風を感じ畑仕事もゆっくりと３

このところご無沙汰になってた友とのウォーキング、
紅葉もそろそろ終わりなので、「寒さの前にもう一度」と、きょうは10月から始まった
奥松島オルレコースの一部を、STさんと歩くことにしました。


きょうは日曜日、大高森前の観光センターの駐車場は満車で家族連れなどで
たいへん賑わっていました。

実は東日本大震災の前の年まで、我が家は宮戸島大浜に家を持っていてほゞ毎週通っていました。
大浜の集落は津波でみな流されましたが、その家は高台にあったのでひどい損傷を受けながらも
何とか残ったのです。現在は東京住まいの新しい持ち主さんが週末にご夫婦で通って来て
長い時間を掛けて手作りで、それはそれは立派に復元して楽しんでおられます。

きょうはちょうど日曜日でお会いすることも出来ました。
そこに車を置かせてもらって、私たちは月浜に向かってオルレコースを歩きました。

あの東日本大震災前には無かった、海を隔てる防潮堤がどこまでも続きます。
でもここの防潮堤は遊歩道になっているので、海を眺めながら安全に海岸線を歩ける道です。


道々、青と赤のリボンや木製矢印のオルレ標識がコースを教えてくれます。


車の道から山道へ、何人かが並んでも歩ける幅でよく整備された道が続きます。
オルレの道はは田舎の我が家に向かうような道と聞きましたが、
なるほど、車の道をあまり使わず自然の道を安全を考えてよく整備されてると思いました。


互いに声をかけあいながらすれ違います。


眺めの良い新浜岬には人もたくさん来ていて


岬の言い伝えなどの書かれた立派な案内板も立っています。

奥松島嵯峨渓は日本三大渓谷の一つ。この奥松島の限りない素晴らしさを
新しい始まったオルレで訪れる人が増え、今までとはまた違った形で多くの人々に
感じてもらえたらいいだろうと思いました。

そして、新しい野蒜駅を見ながら帰りました。



海からずっと離れて新しく出来た野蒜の駅、幅広の車道に面して立ち並ぶ美しい家々、
本当に驚きました、なんて美しく出来上がった街でしょう！　

そういえばきょうはあの大震災から7年8ヶ月の日でした。




大浜の家に通っていた当時のことが懐かしくなり、以前のブログを開いてみました。
十年以上前のブログです。その中からふたつほど載せてみました。

​https://plaza.rakuten.co.jp/genkinisodattene/diary/200701120000/​

​https://plaza.rakuten.co.jp/genkinisodattene/diary/200704220000/​