季節はまさに秋

コスモスがあちらこちらに咲いています

それぞれに綺麗ですね

さて
過日の記事でちょっと気になったものです↓

桔梗の居住区は市のはずれです
昔はバスの路線が通過する県道でしたので
我が家の前を毎日バスが行き交っていました
去年の秋に嫁に行った娘が小さかった頃
ちょっと目を離した隙に道路にヨチヨチと歩いて出てしまい
バスの大きなクラクションを耳にし
何度か私も裸足で道路に駆け出し
バスの運転手さんに頭を何度下げたか・・・
｢おかあさ～ん！よ～く見ていてくれなくちゃ困るよ～！｣
と
バスの運転手さんがバスの窓から大きな声で言うなか
こちらとしては頭を下げるしかなくて・・・・・

その懐かしいバスも
乗客の減少の為どこも赤字路線となり
バス路線の廃止で我が家の前の県道にはバスが通らなくなって
早15～16年・・・・・
いやもっと経つかしら？

そんな具合ですので車が運転できなくては
ここに住む事は出来ない状態なのです

お勤めに行くには車で行く以外に交通手段が無い
お夕飯の食材を買いに行くにも
自分で運転していく以外には交通手段が無いのです
いちいちタクシーを呼んで
タクシーの来るのを待ってなんていられません

子供のスイミングやお習字そろばんピアノのお稽古
英語や公文
その他の勉強塾の送り迎え
何をするにも自分で運転していく以外ないのです
我が家の回りのどこのご家庭も
18歳以上の人が4人いれば車は4台
農家の人の家なんて家族の人数プラス
農作業用の軽トラックが1台
庭に置いてあります

後継者不足に悩む昨今で
80歳を過ぎてなお
農作業をしていらっしゃる方もいますし
お孫さんを、お勤めしているお嫁さんに代わり
オバアチャンが運転して塾への送迎なんてのも
結構あります


我が家に限らず最近のお宅では
若い人は結婚を機に独立し家を巣立って行きます
先祖伝来の土地が沢山ある農家のご家庭は
長男夫婦が同居しているにしても
まったく一切感知無しの一階と二階
あるいは同じ敷地内の隣同士に住んで
これまた電気代やガス代も全く別
そんなお宅が多いのですもの
一体
誰が買い物に行ってくれるの？
主人と自分の食材は
何が何でも買って来なくてはならないでしょう？
運転免許返納なんてとても出来る状態にありません

この記事にもあるように
もっと高齢者が住みよい街を作らないと
運転免許証をお返しするなんてとても無理なハナシ
お隣にスパーがあり、洋品店があり、公園があり
そういう便利な街を提供しない限りは
運転免許返還納率の拡大は無いと思います

きっと
そんな整備は現在の私の居住地では不可能
となると・・・・
高齢者ばかりを便利な町に
移住させましょうか？
高齢者の大移動？
平成の大合併に次ぐものになるのでは？

いやッ
そうなると姥捨ての町が出来上がってしまいますよね
それも困りますね～

結局結論としては
この問題の解決法は無い！という事ですかね