自分へのごほうび・第九 2005
毎年、頑張った自分へのご褒美としてベートーヴェンの第九を聴きに行っている。今年もサントリーホールへ出向いた。東京フィルの特別演奏会だ。だいたい座席の位置は決めてある。毎年ほぼ同じ角度の席を購入している。それは、1. 自分の愛する某・木管楽器がよく見える所2. チェロとコントラバスの音がよく聴こえる所なのだけれども今回のオケの位置(特に弦)は少し異色な配列になっていたのであてが外れた形となってしまった。左から、1stヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、2ndヴァイオリンの順だった。さていよいよ演奏が始まって早くも じ~んとなり始めているところへ、後ろからものすごいイビキの音が。第3楽章で寝るなら分かるが(いや分かりたくもないが)1・2楽章で寝るかフツー!?堂々と寝ている奴に顔面パンチをくらわせてやりたかったです。第九はおおよそ暗譜している。何度も聴いているくせに毎年感動していまう。特に、自分が昔かじっていた楽器がソロになると目頭が熱くなった。ヴィオラとチェロのボーイングがメチャメチャな箇所がありました。ちょっと目立ちました。合唱が加わってくるとスケールがどどどーんと広がる。ただ、今回は自分が定義している心地良いテンポではなく指揮者の個性ある解釈だったために完全に燃え尽きることが出来なかった。スコーンと気持ち良く納まらないものだから感動の涙も引っ込んでしまった。うう、あそこで間延びさせないでくれ~。あの辺はそんな早くに済ませないでくれ~…。いろいろありましたが今年も無事第九を聴けてかなり満足しました。このイベントが終わると一年が終わったも同然なので明日から会社に再び行くのが億劫になった。アークヒルズのクリスマスイルミネーションは緑色がテーマ。とてもキレイだった。グリューワインを無料配布していたのでご馳走になった。