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カテゴリ:桂シリーズ。
頼みの綱の戦闘ロボも無様に壊れて、命からがら逃げ帰ってきた桂お嬢。 家の前では、姉が、静かに立っていました・・・。 そう、桂お嬢、出撃前に姉に「勝つ」とか啖呵を切っておりました。 目の前の姉は、きっと自分の勝利報告を楽しみにして 玄関前で立ち続けてたに違いない・・・ だというのに、自分は、今回も負けてしまった・・・ 何と釈明すればいいだろう・・・ ・・・わき上がってくる恐怖に、思わず戦慄をおぼえる彼女。 しかし、このまま黙っていても、何も進展しないのです。 と、いうわけで桂お嬢、腹をくくって素直に姉に言いました。 「ごめんなさいおねえちゃん・・・。勝てなかったの・・・・。」 しばしの沈黙・・・。 そして姉は、ゆっくりと口を開きました。 「あー、あー、あああ。」 と同時に、悲鳴をあげる桂お嬢。 「ヒ、ヒイイイイイィィィィーー。」 ・・・ 真っ昼間だというのに、辺りはみるみるうちに漆黒の闇に飲み込まれ、 その中で姉の顔だけがポーッと青白く浮かび上がってきました。 「あー」という唸り声・・・。 それと重なるようにして響きわたる「イタイ」の叫び・・・。 そこでは、ほとんどの人がたどり着けない この世とは違う別の世界、"インドの神秘"が 展開されていたのでございます!! (オチなし。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
August 29, 2007 05:00:05 AM
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