8月24日のニュースと材料
→→8月23日のニュースや材料←←です。今週は政策発動の行方が焦点となっていたが、肩透かしに終わった。先週末段階で閣僚や日銀サイドから後ろ向きな発言が相次ぐなど不透明感は漂っていたものの、時事通信が週明けに検討していた菅直人首相と白川方明総裁の会談の先送りを検討、または電話協議で済ますと報じた。情報が錯綜するなか、仙谷由人官房長官の記者会見で、両者は9時過ぎに15分程度の電話会談を行ったことが明らかになった。ただ、為替動向含む経済金融情勢について意見交換を行った程度で、市場が期待した為替介入や金融緩和策などに関する話題は出なかったもよう。これで、日銀は9月の金融政策決定会合まで静観姿勢を貫く公算が大きくなったとみられる。日銀は追加金融緩和などに動く条件として、「金融市場での急激な変動」を挙げているようだが、それは日経平均、為替でどの程度まで下落することを想定しているのだろうか今週の予定も変更しておきました。今日もがんばりましょう。