3月25日のニュースと材料
3月25日のニュースや材料です。朝方発表の2月の新築住宅販売戸数が市場予想を下回ったことを受けて景気回復の鈍さが改めて意識された。ダウ平均が前日に1年半ぶりの高値を付けた後で利益確定売りも出やすかった。ダウ平均の下げ幅は1カ月ぶりの大きさになった。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3営業日ぶりに反落。2月の耐久財受注は0.5%増と市場予想(0.7%増)を下回ったが、設備投資の先行指標である国防・航空機を除く資本財受注は1.1%増えており、嫌気した売りは限られた。格付け会社のフィッチ・レーティングスがポルトガルの長期格付けを「ダブルA」から「ダブルAマイナス」に引き下げ、今後の財政状態しだいでさらなる格下げもありえるとしたことや、UBSがギリシャの債務不履行に言及したことで、欧州諸国の信用不安が改めて意識されたことも投資家心理を悪化させた。この日実施された米5年債入札で、応札倍率が過去半年で最低だったことも圧迫材料となった。業種別では、金融が高く、通信、日用品、ヘルスケア、エネルギーなどが下げた。今週の予定も変更しておきました。今日もがんばりましょう。