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カテゴリ:美術
実は4日にも行ったんだけど、上野駅公園口の改札口すら行列であり、そこに掲げられているポスターには「1時間40分待ち」とあって、すぐさま断念し、アメ横へ行ってアクセサリーやしらす干などを買ったりしていたのでした 今日はお天気もいまいちだったせいか、ゆっくり見ることが出来ました。平日ではあったけど休みを取っている人も多いと聞いていたので、内心とっても心配だったの 入るとすぐに今回の展示を解説したビデオが流れていて大枠をつかんで入場。 17世紀のヨーロッパの状況と絵画の関係がわかりやすい展示だったと思う。 レンブラント、フェルメール、ルーベンスなどの超有名どころから、名前もわからぬ人たちの作品まである。全71点。 私が今回一番面白かったのは、バルトロメウス・ブレーンベルフの【手紙を持つ20歳の若者】という作品。 表情としぐさがおもしろい。放蕩の挙句、親に小遣いをねだって、その断りの手紙を手にしてっていう感じがする。 17世紀スペイン派の【法悦の聖フランチェスコ】も大きな作品で、作者がわからないのはナンともその人物の不遇を感じさせてくれる。昔行ったプラド美術館のゴヤの部屋の黒い絵を思い出した。 プロテスタントにすっかり押されてしまったカソリックの復権という新たな使命を帯びて大量に描かれた宗教画は、正直言って他のコーナーほど興味を持てなかった。ムリーリョの絵は、やっぱり優しくて好きだけど。 六本木でもルーブルやってるし、BUNKAMURAではトレチャコフをやっている。トレチャコフの看板作品である【忘れえぬ人】は、若い頃大好きになって、部屋に小さな写真を切り抜いて飾っていた。また、会いに行きたいよ~~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月07日 23時09分26秒
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