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テーマ:最近観た映画。(40089)
カテゴリ:映画
今日は水曜日のレディースディだから混むかなと思って、初めてネットで予約して席をとってみた。 300人ぐらいの客席で、結局180ぐらいの入りだったかな? しかし、ネットでレディスチケット買えちゃうのはどうなのかな~~。 10分前入場で、どっと入り口に人が押し寄せるので、小さなチケットの文字、見分けられるのかしら??? ちょっと気になってしまった。 で、映画だけど、これは年配の男性が見たら、そうとう胸に来る作品だと思った。 そして思いつくままに列記して行くと、 白人社会が経済的にも斜陽を迎え、黄色い人間たちが台頭してきている様子が印象的。 白人の子どもたちの不幸な退廃は、ここ10数年の新自由主義経済社会の中で心を失ってきた主人公の息子世代の無策・無教養に起因しているように思える。 モン族の姉弟との交流が、朝鮮戦争のイメージをも呼び起こす。秀逸だ。 一見差別主義者のような主人公だが、彼の本質は実は違ったのではないか。 黄色い姉弟の知性、感性を受け止めることができたわけだから。 彼は、 「罪」を背負い続ける誠実さがあり、 気骨のある人間であり、 独特のしゃれっ気のある人間である。 本質を知れば、肌の色、性別、国籍などの差別の心はなくなっていく・・・。 最後のどんでん返しが小気味良い。 怖いと思うのは、日本もアメリカみたいなぶっそうな国になっちゃうのかな、ってこと。 貧困・格差・創造力の欠如・ゆとりのなさ・・・。 主人公が立ち向かった「とんでもなく悪いやつら」はアメリカ社会に沢山いるのだろう。 そして、この国にも????? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月14日 00時44分04秒
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