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テーマ:演劇だって仲間に入れて(80)
カテゴリ:演劇
・・・なんか、「日記を書く」のページのデザインが変わったのね。更新してなかったからちっとも知らなかった・・・ 東京芸術座公演 劇団創立50周年記念公演第1弾 クラウディアの祈り-或る帰国(ダモイ)- 太平洋戦争は数え切れないほどの多くの苦しみを人々に与えてしまった。そしてこの物語も、本当にあった話なのだ。 TVのドキュメンタリーでも紹介されたことがあると思う。たまたま私は見ていた。 初日と言うこともあり、満席の紀伊國屋ホールに、このドラマのモデルとなったご本人もいらしていて、更に感動的だった。 あらすじは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ シベリアに抑留された日本人 ヤサブロウは戦争終結後も たったひとり日本に帰ることはできなかった。 絶望の日々を送るヤサブロウはある日 クラウディアに出逢う 二人で歩んだ三十数年間 ヤサブローもクラウディアも、頼れるのは互い同士だけであったが その間もヤサブロウの中から日本が消えることはなかった。 突然、一通の手紙から二人の停まった刻がうごきだす。 日本に帰る機会を得たヤサブロウは、選択を迫られ躊躇するが そのとき クラウディアの出した答えは… ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・東京芸術座HPより・・・ いずみ凛さんの脚本は丁寧に、まず、ヤサブロウが遭遇した理不尽な状況を現す。 いわゆる回想シーンだが、これにからませる「ネコ」がニクイ。 クラウディアが決心する原因であるヤサブロウの日常も繰り返しちりばめられていて、印象に残り、説得力がある。 冒頭のちょっと「?」な場面もラストにかぶってきて、納得できるものだった。 難点はいくつかあるが、内容の凄さに圧倒されて別に細かいこと言わなくてもいいじゃん♪ってカンジ 明後日の日曜日までやっています。 芝居好きを自称している皆さんには是非オススメです。TVのスターの出る派手な芝居も良いけれど、芝居一筋に取り組む劇団の力を観て欲しいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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