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テーマ:演劇だって仲間に入れて(80)
カテゴリ:青年劇場
数日前、青年劇場のスタジオ結で「臨界幻想2011」公演に向けてのプレイベントをやるということなので、出かけてきました
そのときのプログラムは、「立入禁止区域 双葉 ~されど我が故郷~」というドキュメンタリーを観るというもの 佐藤武光監督のお話も聞けて、充実した会でした 監督は、マスコミも取材を避けてきた故郷・双葉に「自己責任で」と言って検問を突破し、取材を重ねてきた。自前で用意した放射線防護服に身を包んで。 生々しい惨状もさることながら、登場する人々のひとことひとことが迫ってきた。 安易に使われてきた「絆」という言葉 これまでも、ど~も、好きじゃなかったけど、これを観ていたらいよいよ「そんな甘っちょろい、簡単なことじゃない」ってことがわかってくる。 これだけの、収まりの付かない、まさにガレキの山のように積みあがっている数々の大問題。 その現実をよそに「再稼動」ありきで突っ走る政府。 監督は「目に見えない放射能が一番恐ろしい。しかし見えないから映像にできない。でも、それを表現したいのだ」とおっしゃっていた。 「目に見えない」ことの恐ろしさ・・・ それって、「安全神話」のもと、真実を隠され続けてきた私たち自身が、もっと目を開いてちゃんと気付くことの大切さをも示唆しているように感じた そしてこれで終わりではなく、取材を続けていくと。 この映画も各地で上映会を続けていくそうです。 お問い合わせはイメージサテライトまで そして次回のプレイベント第二弾もあるそうで、下記のようにご案内が来ました 5月公演「臨界幻想2011」のプレイベント第二弾 「『臨界幻想2011』と福島原発事故」 4月21日(土)18:00より 青年劇場スタジオ結にて お話:小倉志郎さん(元東芝社員、福島第一原発の建設に従事) 参加費 500円 めったに聞けないお話が盛りだくさんです。 参加ご希望の方は、お電話・ファックス・メールにて事前にお申込みください。 青年劇場製作部 TEL03-3352-6922 FAX03-3352-9418 info@seinengekijo.co.jp 劇団ホームページ http://www.seinengekijo.co.jp/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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