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テーマ:演劇だって仲間に入れて(80)
カテゴリ:青年劇場
青年劇場は5月に「臨界幻想2011」を、新宿の紀伊国屋サザンシアターで上演して、大変な話題になりました そのラストシーンで、 「ダメダメ、牛なんか連れて行けるわけないでしょ」 というセリフがありました さて、舞台を見ていない人は一体なんのこっちゃろってお思いになるでしょうね しかし、「臨界幻想2011」はこれからも全国公演をするそうなので、ネタバレを避けるためにあえて説明はしません ま、でもこの後ずっと読んでいくとほとんど推測できちゃいそうだから、これから「臨界幻想2011」を見る予定の方はこの先は読まないでくださいね (書いといてそりゃないだろって叱られちゃうかな~) 奇しくも7/13から開幕する青年劇場のスタジオ結公演「明日、咲くサクラ」はこの「臨界幻想2011」の後の世界を見せてくれるらしい もちろん作者は森脇京子さんなので、ふじたあさやさんとはまるっきり作風は違う 森脇さんの作品は、「命」を生み、育てる母親の根源的愛情に溢れていると思う。 (根源的と書いたのは、常日頃意識的に愛情の押し売りをしている母親は少なく、その愛は無意識のうちに溢れていると思うからだ。私は母親じゃないからわかんないけど) とにかく温かく優しくひたむきな眼差しに貫かれていて、感動的な作品を生み出す人だ というわけで、私も公演を楽しみしてる訳だけど、青年劇場から更に宣伝よろしくとメールが来たので、以下に添付しました いつまでも、いつまでも、きっと心に残るであろうこの作品を、スタジオ結の小さな空間でご一緒に堪能しようではありませんか ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ガラガラドッカーン、大地がひっくり返ってから、人々の生活は一変した。“真紀ちゃん”を待ち続けるタロー。“自由”を謳歌しているツネオ。家族から離れてきたモモ。時に反発しながらも、楽しげにも見えるが、ツネオのかつての仲間たちや通りすがりのアキラからもたらされる情報によって、次第に彼らの状況が明らかになっていく…。 昨年の震災とそれによる福島原発事故。生き残ったモノたちの命をどうしたら輝かせることができるのか。「鮮やかな朝」「17才のオルゴール」で“命”をいつくしみ、高らかに歌い上げた森脇京子氏が、福島に取り残された動物たちの“命”に心を寄せ、久々に青年劇場に書き下ろす渾身の一作。 2012年7月13日(金)~22日(日)青年劇場スタジオ結(東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅下車3分) 一般=5000円、U30(30才以下)=3000円 詳しくは劇団ホームページをご覧ください。 http://www.seinengekijo.co.jp/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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