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カテゴリ:環境問題*経済問題*紫外線
水道水のノロウイルス調査へ 東京都が来年度から
☆みなさん水道水にノロウイルスが含有しているなんて、びっくりなさったと思いますが何も珍しいことではではありません。 しかし毎年増加しているノロウイルスによる感染症は残念ながら増加の一途を続けているのが実情です。届け出が判明してるのも、1万人を越えています。 潜在的には10万人の患者は出ているのではと思います。私もカキの生食で経験しています。 戦後60年を経て経済成長と共に宅地化が進みましたが、下水道は50%程度といわれて久しく欧米は90%は達成しているようです。 特に日本でワ-ストに属する河川の存在する地域は浄化槽の家庭が多く処理不良が多くあるようです。その結果河川,湖沼が汚染され、その行く先は海洋です。その海洋には亜鉛を最も多く含む食材としてカキが養殖されています。 したがって、下水処理場ではノロウイルスの含有している処理が不可能のようです。 下水処理場で完全に処理が出来ていれば海洋は汚染されません。このようなことは国土交通省、環境省、厚生労働省はよく分かっている筈です。 平成20年には全国の下水処理場の改善を法律で定めているからです。 この類の話は例えば淀川の水を飲み水としてしている、大阪、神戸などの市民は京都市民の下水処理した水を淀川を経由して飲んでいることになり、よく話題になった時期もありました。東京の水のことはよく分かりませんが大阪、神戸などの市民と同じことが云えるのではないでしょうか? もし現在の下水処理場で処理した水を飲まなくても元来処理水は河川には排出きない排出基準の水を海洋に直接海洋に放流してる処理場があります。(海洋汚染を起こす)この場合水道水を飲まなくても、ノロウイルスに汚染された特に魚介類に含まれることになります。 海洋はすでに浄化能力の限界を超えていることを、人類は今こそ心の底から知るべきであると思います。それほど環境破壊が進んでいることを。 ☆朝日新聞は次のように伝えています。 冬の「おなかのかぜ」の主犯格とされるノロウイルス。水道水に含まれていないかの実態調査に東京都水道局が来年度から乗り出す。ウイルス対象の上水道の調査は、全国的にも珍しい。 大腸菌や重金属の監視をしている水質センター(東京都文京区)が、川から取った水や、浄水場での各処理段階での水について、ウイルスの有無や濃度を調べる。検査技術習得などを経て、年内には数カ所の浄水場で検査を始める予定だ。 ノロウイルスは、下痢や嘔吐(おうと)などを伴う感染性胃腸炎を起こす。加熱が不十分な食品などが原因と考えられているが、人の腸内で増え、便などを介して海へ流れ、カキなど貝類に蓄積されることもわかっており、川から浄水場にまぎれ込む可能性が否定できない。 都水道局の北澤弘美・水質担当課長は「塩素には強いといわれるノロウイルスだが、適切に処理されていれば、水道水で感染するとは考えていない。しかし、安全を証明するデータもなく、まず実態の把握が必要だ」と言っている。 対応が必要であれば、処理方法の改善を検討する。検査の対象になっていない水道水のウイルスは、実態がよくわかっておらず、将来的には他のウイルスについても調べたいとしている。 出典 朝日新聞 ネットニュースより ☆ 治療・予防 について 感染者より排泄された排泄物、もしくは吐物は下水より汚水処理場に至る。しかし、ウイルス の一部は浄化処理をかいくぐり、河川に排出され、海で蠣などの貝類の中で濃縮される。汚染 した貝類を生のまま食すると当然、再びウイルスは人体に戻り、感染を繰り返す。しかし一般に、 加熱した食品であればウイルスは完全に失活するので問題はないが、サラダなど加熱調理しな いで食する食材が感染源となる。例えば、汚染された貝類を調理した手や、包丁・まな板など から生食用の食材に汚染が広がると考えられている。また最近の報告では、ノロウイルスの感 染者を看病したり、患者の吐物、便などから直接感染するヒト‐ヒト間の感染があることも明ら かにされている。 糞口感染するウイルスであるので、食品衛生上の対策としては、食品の取り扱いに際し入念な手洗いなど衛生管理を徹底すること、食品取扱者には啓発、教育を十分に行う事が大切で ある。身近な感染防止策として手洗いの励行は重要である。また、吐物など、ウイルスを含む 汚染物の処理にも注意が必要である。粒子は胃液の酸度(pH3)や飲料水に含まれる程度の低レベルな塩素には抵抗性を示す。また温度に対しては、60℃程度の熱には抵抗性を示す。したがってウイルス粒子の感染性を奪うには、次亜塩素酸ナトリウムなどで消毒するか、85℃以上で少なくとも1分以上加熱する必要があるとされている。ノロウイルス食中毒の予防に関する Q&A(厚生労働省作成:平成16年2月4日)に詳細が記されている。 治療としてはノロウイルスの増殖を抑える薬剤はなく、整腸剤や痛み止めなどの対症療法のみである。 ☆出典 国立感染症研究所 HPより抜粋 ご感想をお聞かせ下さい。 ノロウイルスに関するQ&A 厚生労働省 ノロウイルス食中毒のQ&A 大阪府 ノロウイルス感染症について 国立感染症研究所 散歩の途中で撮りました。 雪 ヤナギ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月03日 18時40分22秒
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