BLUE PUBLIC AMBITION

7月の終わりころにこんな記事を見かけた。
S・モーズの奥さんが末期ガンで一緒に過ごす時間を増やしたいとのことでバンドから離脱する。
そんな記事を更に数か月前に読みましたが.....。そのまま脱退するようです。

　DEEP PURPLEは大好きなバンドでした。ここ数年の間に出たアルバムは聴いてません。（汗）
昔のアルバムは聴きたいと思えば聴き倒してますが、最近の楽曲は聴いていてツライです。
痛々しいです。声が出てないし、曲のリフやメロディーがそそられない。
バンドを続けるということがいかに大変かはわかります。引き際も大事だなとも思います。
最後にDEEP PURPLEを観たのはこの前、自分で調べていて驚きましたが2014年でした。
この時にあまりにも痛々しいDEEP PURPLEを観てしまって、自分の中では興味が無くなった。
DEEP PURPLEだけど、自分が大好きだったDEEP PURPLEではなかった。

　93年のDEEP PURPLEの来日公演。この日の為に予備校生は勉強を頑張ってた。
初めて観るRITCHIE BLACKMORE率いるDEEP PURPLEを観る為に.....。
来日公演の直前にBLACKMOREの脱退を知る。今のようにネットは無い時代。
観に行く名古屋公演の数日前の新聞の片隅でそのニュースを知った。
BLACKMOREの代わりはJ・サトリアーニ。2時間20分のライブは楽しめた。
PICTURES OF HOME、MAYBE I'M A LEO、WHEN A BLAINDMAN CRIESが聴けた。
サトリアーニはヨーロッパツアーまでは帯同したが、その後は抜けた。
その後任がS・モーズだ。実は全然、知りませんでした。
PURPLE加入後も前のバンドの音は熱心には聴いてはいません。
95年の韓国公演のブートを手に入れて時は大いに興奮したものだ。
当時まだ発表されていない新曲を既に演奏していた。大した曲ではないなとは思ったけど。
新しいDEEP PURPLEの曲をブートで聴けた事に興奮したのだ。

　S・モーズが加わった第9期DEEP PURPLEは何回観たんだろう？？
96年名古屋、00年東京、01年東京、04年大阪、東京、06年東京、最後は14年名古屋。
7回、観てました。私の中では04年までは楽しめました。
06年のライブを観た際に違和感を感じて、しばらく観に行くのを止めたんだよな～。
この頃からI・ギランを観ていてツラかった。全盛期と比べるまでもない位に声が出てない。
以前の別のブログで俺、再生させるにはVOを替えるべきって書いた事もあったハズ。

　歴史にIFはよく出てきますが....。　
93年、BLACKMOREが脱退した時点でサトリアーニ、S・モーズが加入しなかったら....。
あの時点でDEEP PURPLEは無くなっていた可能性すらある。
2022年にDEEP PURPLEが存在しているのは彼らが加入してくれたから。
残りのメンバーがバンドの存続を決めてくれたからだ。
逆にBLACKMOREが脱退したからRAINBOWもBLACKMORE'S NIGHTも観れた。
音楽ファンとしては何とも贅沢な時代だったなーと思う。

　S・モーズの脱退でバンドは若いギタリストを加入させてバンドを続行させてます。
前任より全然長く在籍してましたね。今までお疲れ様でした。
いつまでこのバンドが続くかは知りませんが、一つの時代が完全に終わったような気もします。
ギランも77歳ですか！！私はそこまで働きたいとは思わないけど、生涯現役なのかな～？？



　DEEP PURPLE I'M NOT YOUR LOVER

S・モーズ加入後、最初のアルバム「PURPENDICULAR」に収録。
この曲がアルバムの中では一番、カッコいいと思います。
J・ロードのオルガンとS・モーズのギターのユニゾンプレイは全盛期を彷彿させます。
これだよ、こんな曲を待ってたんだ！！そんな事を思ったものです。
全編、こんな曲が満載だったなら.....。今、聴くとまた違うんだろうか？？今度、聴いてみよう。



DEEP PURPLE BANANAS

アルバムジャケは最悪ですが、このアルバムを侮ってはいけません。
S・モーズ加入後のDEEP PURPLEでは私はこのアルバムが一番好きですね。
全編、佳曲揃いの名盤です。これ以降、2枚程、聴きましたが、何故かつまらなかった。
このアルバムからKEYBOARDはＤ・エイリーが加わってます。


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