こころ
晴れの日なんて 来なくていい明るい気持ちになんてなれないから冷たい雨に打たれ続けて この哀しみを忘れたくないの季節なんて めぐらないで私の心はずっと冬だから動きの鈍い指先で 葉のない枝とわかりあいたいの何もかも動かないでもう 何も考えたくないのだから俗世を忘れてしまって 動かない人形になりたいの見つめているだけで幸せだった なんて言わない望みがない恋などする気はなかったのにキミを探し 宙を彷徨う視線はキミがいないと何処へ行くの?汗ばんだキミの肌の下にいるのは何故私ではいけなかったのかしら?私ほど キミに何をされてもいい人はいなかったはずなのに…この想いは確かに不純かもしれない満たされない欲求の果てかもしれない揺るぎない想いだという自信もない けれど流れゆく時間(とき)の中で キミを愛したのは真実