カテゴリ:着付け
着物仲間のみず穂さんが、今月の娘さんの卒業式に訪問着を着たいということで、礼装の着付け講習会を行いました。袋帯の練習をしたいという環さん、ひろみさん、ひろみさんのお友達Hさんも一緒に。皆さん名古屋帯は結べる方です。
補正用品としてタオル等を持ってくるようにお願いしたのですが、皆さんタオル1枚・おしぼりタオル1枚程度しか持ってきていない!「え~そんなに補正するんだ」という声。ハイ、礼装の場合はしっかり補正します。タオルは、胸に1枚・ウエスト1枚・ヒップ1枚程度使います。 衿留めの着物クリップの代わりは洗濯バサミ。 そして、裏技としてダブルクリップ2本、目玉クリップ1本を使いました。 ダブルクリップは、着付けの前に袋帯のたれ先から軽くニ手幅分(34~35cm位/身長や帯を結ぶ高さによって違います)の位置(帯端の左右同じ位置)に1本ずつ留めておきます。←二重太鼓の山の位置の目印 目玉クリップは、袋帯が緩まないように二巻きしたら帯2枚を前でしっかり留めます。(ただし、柔らかい帯はクリップの留め痕で痛みますので要注意!着物クリップ・洗濯バサミ等をご利用下さい。) 皆さんにはこれが目からウロコのようでした。こんな簡単なことで帯結びが楽にできるなんて! 礼装用の帯締めには裏が金のものがありますが、「リバーシブルだと思っていた」にまたまた爆笑!まあ、リバーシブルで使えるものもありますが・・・。結んだときに結び目に金が出て華やかになります。結んだ後に自分の右側に金(裏)がでるのは、帯締めがひっくり返っていますので結び直し! 1時間半程練習したところでお茶タイム。私がお抹茶の道具を持ってきたので、盆略点前で抹茶を点てました。お菓子はひろみさんにお願いして、並ばないと買えないというどら焼き。おいしゅうございました。ひろみさん、ありがとう。 お茶の後は、通しで着物→袋帯の練習。裾線も床ギリギリに決められるようになり、二重太鼓も何とか形に。あとは衣紋がもう少し抜ければカッコイイです。 みず穂さん、卒業式当日着付け頑張って下さいね。 まず、補正。そしてしっかり衿留めして背中央にして着物を着る。腰紐の位置に気をつけて強めに結び、上前下前を微調整して裾つぼまりに。最後におはしょりの長さを調節。コーリンベルトは左右同じ高さで留める。 袋帯は手先の長さに注意して。帯締めは左右の長さを確認してから結ぶ。 くれぐれもクリップを外すのを忘れないで~! じゅん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月12日 08時31分23秒
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