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カテゴリ:きもの
この画像ご覧になった方はけっこういると思うんです。
で、私も見たわけなんですけれど、どうもへんなんですよね、夫人の着物が。 なにが変なのか私もよくわからなかったんです、最初。 で、やっと気がつきましたよ! この人、帯の位置が高すぎる!!んです。 着物をお召しになる方には周知のことですけれど、帯の位置というのは、年齢を重ねるごとにだんだん下の方になっていくんです。 この写真みたいに、お胸のすぐ下に締めるのは、これはもう成人式ですよ。 ぽぽ山夫人は弱い六十路なわけですから、もっと下の方に締めなきゃいけないんです。 そうでないと年齢的な体型とのバランスがとれないですからね。 それから、このバッグを持ってだら~んと下げた腕。これはいただけません。 着物というのは、基本的に洋服とは立ち姿が違って、腕をまっすぐにのばすなんてことはあまりしないことなんです。 すこしゆるく肘をまげて、着物の袖が手首外側のぐりぐりのところ(分かる?)くらいのところになる感じにするんですね。 つまり、この方、普段着物はまったくお召しにならない方なんだわ!!要するに!! でもねえ……政治家の奥様やっていれば、いろいろと料亭なんかに行ったりもするでしょうし、歌舞伎鑑賞もしていますし、お着物はちゃんと着ていただきたいものですわね。 もし日本人なら。 私も気をつけよっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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