カテゴリ:映画
とってもぜいたくな一夜でした。
25名のためのシークレットライブ「フランスの田舎料理とサイレント映画を楽しむ夕べ」を溜池山王にあるカジュアルフレンチのお店で楽しんできました。 今回の企画は、19時から、フランス料理とワインを楽しんだ後、なんと生演奏で活弁士が語る映画「血煙高田馬場」と「要心無用」を観るというもの!! 主演は、活劇の大御所・大河内伝次郎とロイドメガネで同じみのハロルド・ロイド、語るは、女性活弁士・斎藤裕子嬢♪ 「血煙高田馬場」は、10分ほどの短編ではありましたが、スピート感豊かに仇討の活劇があれよというまにまとめられている凄さ。 また、今回、新発見をひとつ。なんと、この映画での安兵衛の襷がけの襷は、神社のじゃらじゃらの紅白の紐だった・・えぇ・・あれは、後ほど安兵衛の妻となる堀部家の一人娘がしていたものを拝借したのでは、なかったのか? しかも、神社から見事な引き抜きっぷりを披露したのは、堀部家の一人娘・・武家の娘は力自慢である。さすが、後の安兵衛の妻♪ 「要心無用」は、60分ほどに、危機また危機の手に汗握る展開・・支配人室の駆け引きから、ついには、高層ビルを登る蜘蛛男に大変身・・じゃない、恋人と結婚をしたい「一念は巌も通す」の貧しい若者のマスコミを利用しての命がけの大冒険。ハラハラドキドキ、ワハハな洋物喜劇を女性活弁士・斎藤裕子嬢の軽快な語りと三沢治美嬢のキーボード生演奏が、盛り上げる。 いや~~、途中からもう、本当に夢中になってみてしまって、ロイドの身体能力の凄さも実感した映画でもありました。 レストランは、こちら「アリバブ」パリの下町風のしつらえに、パンもパテもピクルスもローストビーフもデザートもおいしくて食がすすむこと、大満足な一時。 また、斎藤嬢のサイトは、こちら 用意は、大変でしょうが、また、ぜひやってほしい企画です。 ある意味、デナーショーですよね。← 今度はレトロに銘仙を着て行きたいかも。 本日のきもの:サイレント映画に合わせて、レトロ感を出すために矢絣の紗紬(ところどころ矢絣の刺繍入り)。 帯も復刻ものの白鷺の刺繍名古屋帯、帯締も矢絣に、帯留は鷺の餌・キャメルの染付蛙。 半衿は、こってりした薔薇刺繍の絽半衿。足袋は出来上がったばかりの水玉柄を履く 。紗紬は降りやまぬ雨にも強い着物である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 18, 2008 09:01:27 PM
コメント(0) | コメントを書く
[映画] カテゴリの最新記事
|
|