キモノで観劇・感激日記

映画の日を利用して、映画「ある公爵夫人の生涯」を観てきました。
HPは、こちら　

18世紀英国で美人の誉れ高い社交界の花形
「デヴォンシャー公爵夫人ジョージアナ・キャヴェンディッシュ」
の前半生を華麗に描いた映画。
第81回アカデミー賞衣装デザイン賞受賞ということで、
煌びやかな衣装と映像の美しさには、目を奪われます。

タイトルロールのキーラ・ナイトレイは、
美しくりりしく（男顔ですね）、この役どころを演じていましたね。
ただ、ヒロインに感情移入ができるかというと？でしたが。

久しぶりに見るレイフ・ファインズが、
いかにも傲慢不遜な大貴族らしくて、いい味を出していましたね。
「子どもはいいな。自由で」の台詞に公爵の孤独と悩みが、
垣間見えたのは、さすが。

残念だったのは、彼女の恋人（チャールズ・グレイ）役の
ドミニク・クーパーが魅力にかけることかな。
他の出演者が、役どころにあっていただけに、見劣りしてしまいました。
色気も皆無だし・・・。

まぁ1000円でしたので、１８世紀の貴族の生活を覗き見る楽しみは、
ありましたが。


＜「ある公爵夫人の生涯」の出演者＞
ジョージアナ（デボンシャー公爵夫人）：キーラ・ナイトレイ
デボンシャー公爵：レイフ・ファインズ
レディ・スペンサー：シャーロット・ランプリング
チャールズ・グレイ：ドミニク・クーパー
レディ・エリザベス・フォスター：ヘイリー・アトウェル
チャールズ・ジェームズ・フォックス：サイモン・マクバーニー
リチャード・シェリダン：エイダン・マクアードル

監督：ソウル・ディブ
製作：ガブリエル・ターナ、マイケル・クーン
脚本：ソウル・ディブ、ジェフリー・ハッチャー、アナス・トーマス・イェンセン
撮影：ギュラ・パドス
プロダクションデザイン：マイケル・カーリン
衣装デザイン：マイケル・オコナー
編集：マサヒロ・ヒラクボ
音楽：レイチェル・ポートマン