カテゴリ:宝塚
幻想歌舞劇
『太王四神記 Ver.II』-新たなる王の旅立ち- ~韓国ドラマ「太王四神記」より~ を観てきました。 日本でもお馴染みの「朱雀・青龍・白虎・玄武」の宝と王位と恋をかけた戦いの物語を、回り舞台でのスピードある転換を縦横に使ってテンポ良く見せ、芝居に歌・踊りを巧みに使い分け(四神記の伝説を二幕冒頭に持って来て、歌と踊りでおもしろくみせている)メリハリを効かせた魅力のある作品になっている。 説明に走りすぎた感のあった花組版より互いに絡み合う愛に重点を置き、より宝塚的な作風に仕上げているのは、いずれも脚本・演出の小池氏のお手柄かs。 そして、トップ男役、トップ娘役、準トップと大型トリオを揃えて、何とも華やか。 この作品が、この三人のお披露目となるのだが、それぞれ役どころを抑えて魅力的である。 特に、トップ男役・柚希 礼音の存在感と歌唱力が、各段に上がっているのは、うれしい驚きである。 フィナーレのダンス「朱雀・青龍・白虎・玄武」(赤・青・黒・白)を表すダンスでは、相変わらずダイナミックで切れのある姿を発揮して魅力に満ちていた。 その他の出演者では、カクダン(女性近衛隊隊長)を演じた蒼乃 夕妃が娘役でありながら、切れのよい殺陣と押し出しのよさで目についたと思ったら、現在空席となっている月組のトップ娘役に来年、就任(9月15日に発表)とか、おめでとう♪ 公演デザート「朱雀・青龍・白虎・玄武」(赤いおもち、緑色のぎゅうひ、生クリーム、餡)を表しているのだそうである。 脚本・演出/小池修一郎 <配役> タムドク: 柚希 礼音 キハ: 夢咲 ねね ヨン・ホゲ: 凰稀 かなめ *~*~* ヤン王 :一樹 千尋 ヨン・ガリョ: 磯野 千尋 ソスリム王/ ヒョンゴ: 英真 なおき * 大神官 :万里 柚美 フッケ将軍 :にしき 愛 チョ・ジュド: 美稀 千種 トラジ: 百花 沙里 プルキル(大長老): 涼 紫央 ファーヨム: 毬乃 ゆい パソン :琴 まりえ チョク・ファン: 美城 れん ソノ部族長: 天霧 真世 ファーヨム :梅園 紗千 コ将軍 :彩海 早矢 ファーヨム: 花愛 瑞穂 セーム: 華美 ゆうか カグン将軍 :天緒 圭花 メファ: 音花 ゆり イルス: 鶴美 舞夕 サリャン: 夢乃 聖夏 チャンミ: 純花 まりい スンノ部族長 :水輝 涼 タルビ: 妃咲 せあら チュムチ: 紅 ゆずる カンノ部族長: 碧海 りま セドル: 壱城 あずさ スジニ :美弥 るりか カクダン: 蒼乃 夕妃 ヒョンミョン: 如月 蓮 他 観劇後は、おそめのランチを日比谷シャンテの薬膳カレーの「ひつじや」で。 ごはんとナンのおかわり自由とのことでしたが、お腹いっぱいで食べれませんね。 本日のきもの:生成地にトンボ模様の絽の無地。名古屋帯は団扇模様にウサギとトンボ。少し秋の風情であるが、まだまだ夏物。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 19, 2009 12:12:13 AM
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