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着物でお出掛け会 ~千駄木きもの倶楽部    とにかく着物でランチ・お散歩・街歩き

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「着物でお出掛け会」は、
会費制・会員制の趣味のサークルです。

「着物を着て、お出掛けする会があればいいのに・・・」

呉服屋さんや着付け教室によくある、営業目的でなく、
定期的に、継続して、開催する会があればいいのに・・・
流派や派閥のないサークルがあればいいのに・・・

どこにもないので、 作りました(^o^)丿

2010年11月、ご近所4名の1クラスで船出。
今年の11月で15年目。現在3クラス。

会費により運営しています。
営利目的の物品販売ありません。

「お出掛けはしたいけど、
 呉服屋さんの営業目的のお出掛けには
 もうウンザリ」という方、
よかったらどうぞ♪

お問い合わせは、下段をご覧下さい。

★★★ カテゴリ ★★★

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●土クラス

●特別会
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●11/15・マダムランチ
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●会の番外編

●きもの文化検定
●着物道場
●本・DVD
●散歩ネコの番外編

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※過去ブログは、内容を省略していることがあります。

15年目 2024年のお出掛けリスト(年内・計**回)
14年目 2023年のお出掛けリスト(年内・計**回)
13年目 2022年のお出掛けリスト(年内・計**回)
12年目 2021年のお出掛けリスト(年内・計**回)
11年目 2020年のお出掛けリスト(年内・計25回)
10年目 2019年のお出掛けリスト(年内・計43回)
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 7年目 2016年のお出掛けリスト(年内・計56回)
 6年目 2015年のお出掛けリスト(年内・計60回)
 5年目 2014年のお出掛けリスト(年内・計60回)
 4年目 2013年のお出掛けリスト(年内・計62回)
 3年目 2012年のお出掛けリスト(年内・計64回)
 2年目 2011年のお出掛けリスト(年内・計27回)
 1年目 2010年のお出掛けリスト(年内・計 4回)

ご協力して下さいましたお店 & 皆さま、
誠にありがとうございますm(_ _)m

●当ブログの記事&画像の無断転載は
 固くお断りいたします。

★定例会 = 木・金・土クラス(月1回)
      (年間スケジュールあり)

★特別会 = 年間スケジュール以外の、突発的イベント

★番外編 = 下見・勉強会など

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♥原画は、現メンバーのみ入室できるFBのグループ内にあります。(入室は許可制)
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2016.02.19
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カテゴリ:きもの文化検定
​​きもの文化検定に合格すると、
工房見学会と、翌日の祝賀会に参加する権利が得られます。
どの級でも、参加資格は同じです。

最初の5級に合格した時から、ご案内は頂いていましたが、
場所は京都だし、日程調整も難しく、
時間もお金も掛かるので、今まで不参加でした。

今回、最終合格だったので、
記念と、けじめのために、初めて参加させて頂きました。

色々あって、やっと京都に到着~。

京都駅から、貸切バスに乗ります。

P2190002.JPG
バスの座席には、名前つき。
自分の名前のところに座ります。
ちょっとビックリ。

一人参加が多いので、遠慮し合うのを防止するため?

名前の他、合格した級も明記されています(^_^;)

実際には、精錬工房 → 織り工房の順に回りましたが、
製造過程に合わせて、織り工房 → 精錬工房の順に
掲載いたします。

P2190058.JPG
バスを降りて、織り工房へ。
のどかです。

祝賀会は、ドレスコードが「きもの」なので、
全員が着物ですが、
前日の工房見学は、服装自由。

「薬品が衣類に付着する恐れあり」と、
事前に知らされているので、洋服の方が多いです。
着物は、1~2割いたかどうか・・・

散歩ネコは、荷物を減らしたかったので、
着物のみ。

P2190078.JPG
「南久(なんきゅう)縮緬株式会社」

P2190063.JPG
社長自ら、ご案内して下さいました。

P2190066.JPG
カセになった生糸。

セリシンがついたままなので、まだゴワゴワしています。
生糸は、ブラジル、中国、インドなどから。
日本産の繭は、現在約1%(少ないっ)。
因みに、フランスのエルメス社は、プラジルの絹を使用。

P2190069.JPG
カセを、糸巻きに巻き付けます。
グワングワンと、すごい音(>_<)

手前の列は、
空いている機械が多いことがわかります。

P2190071.JPG
糸巻きに巻き付けられた生糸は、
タテ糸用、ヨコ糸用に揃えられます。

ここも、すごい音(>_<)

P2190070.JPG
タテ糸をセットしたところ。
反物に見えますが、タテ糸のみ。

P2190075.JPG
織機の調整。

これで反物を作ります。
数十台が整然と並んでいます。

機織り、というと、鶴の恩返しのようなイメージで、
女性の仕事、と思いがちです。
実際には、オイルを差したり、
不調があれば、機械の下にもぐって、工具で直したりと、
男性的な力仕事の面が強いです。

ものすごい騒音。
ここでは、全く会話ができません(>_<)(>_<)(>_<)

ここで作業する織り子さん(?)たちは、全員、耳栓をしていました。

P2190077.JPG
入口にある、新しい耳栓。

ここに勤務する人には、
半年に一回の聴力検査が義務付けられているそうです。

縮緬は、着物地は勿論、帯地、長襦袢など、
一番多く必要になります。

手織りはせず、工房で一気に作ります。
そうでなければ、量産できず、納期も間に合いません。
鶴の恩返しのように、手織りなんてしていたら、
お値段も、とてつもなく高価になってしまいます。

縮緬を製作する現場は、工房というより、
限りなく「工場(こうじょう)」なのでした。

結城紬や、大島紬の機を織る織り子さんたちだけを、
ついつい、「大変だ~、素晴らしい~」とか思いがちですが、
こういうお仕事こそ、もっと陽が当たるべきと思います。

ここから、移動。
できた反物の、仕上げをする精練工場へ。

P2190055.JPG
「滋賀県絹人織物工業組合」
「浜縮緬工業協同組合」

P2190057.JPG
右手が、見学する工房。
左手は、一般の民家。

住宅地の中にあるのが、不思議。

P2190004.JPG
先程の織り工房から、
この箱に一杯の反物が届いていたそうです。
今は、ガラガラ~(T_T)

ここに届く反物は、生機(きばた)といって、
セリシンがついたままなので、とても堅く、ゴワゴワしています。

セリシンも、絹の一部ですが、
外側の堅い部分なんです。

P2190005.JPG
反物が届いたとして
(見学用に、準備して下さっていました!)、
セリシンを取る作業の準備をします。

P2190011.JPG
アルカリ性液に漬けるための枠にセットします。

昔は、この枠も、反物でビッチリだったそうです。

P2190020.JPG
精練中
反物についたままの、セリシンを除去しています。

危険なので近づかないようにと言われ、
ちょっと遠くから見学。

着物を作るって、キケンなんですよ!

P2190018.JPG
アルカリ性液の中で、
反物を揺らして、セリシンを除去しているのがわかります。

デジカメを、ものすごくアップにしています。

それにしても、周りの作業桶は、ガラガラ・・・

P2190012.JPG
セリシンを除去した反物は、
この箱に入れて、次の工程へ。

この箱も、ガラガラ・・・

とにかく、全てがガラガラ。
本当に悲しい。

P2190013.JPG
床は、ものすごく濡れています。
画像ではわかりにくいですが、
あちこちに大きな水溜りがあります。

低反発草履の改造に間に合って、本当によかった。

普通の草履の方は、
皆さん緊張なさって歩いていました。

P2190033.JPG
次の工程への、移動中。

工房は、とても広いです。
そして、「安全第一」。
本当に工場(こうじょう)なのです。

P2190023.JPG
セリシンを除去したばかりの反物は、
まだ濡れているので、ここで乾燥させます。

熱をもったローラーに掛けます。
いつもは、この機械も休業が多いそうですが、
見学に訪れる私たちのために、
仕事をためておいて下さったとのこと。

P2190026.JPG
反物の先に行くため、脇を通ります。

うまく表現できないのですが、
発電所とか、そんな雰囲気でした。
とにかく、全ての機械の仕組みが大きく、音がすごい。

着物で作業している人は、一人もおらず、
全員が作業服。

P2190031.JPG
ローラーの熱で乾燥した反物は、
この箱に落ちます。

P2190038.JPG
そして、幅出し。

反物の両脇を、クリップでガッチリとめて、
広げているところ。

アルカリ性液に漬けたり、
ローラー熱で乾燥させたり、
反物をかなり苛めています。
寸法がちっちゃくなっているので、
規定通りの幅と長さに整えます。

手前・左手から、奥・右手へ流れています。

P2190043.JPG
巻き終わり地点。
規定通りの寸法になっているか、チェック。

チェックは続くよ、どこまでも~。

P2190054.JPG
久しぶりに見た女性。
反物を光に透かしたり、角度を変えて見たりして、
汚れ、ツレ、痛みなどがないかチェック。
OKなら、ここでやっと判を押します。

おお~!
反物の端っこについている、あの判ですね!
ここで、見学者が全員、感動していました。

実は、彼女は、チェックの中でも、最終責任者。
もっと手前で、他の女性達もチェックして、
やっとここに到達しているのでした。

沢山の工房を通って、沢山の工程を経て、
沢山の人に関わって、やっと完成します。

P2190053.JPG
判もついて、やっと完成。
最初の生機(セリシン付き)の反物と比べて、しっとり柔らかい、
私たちがよく知る、いつもの縮緬(セリシンなし)の反物になりましたヽ(^o^)丿

右の羽織袴の男性は、こちらの組合長。
私たちのために、着物でお迎え下さいました。

昔は、どんなにか忙しかったかと思いますが、
今は、移動箱もスカスカで、機械もお休み状態。
和服の未来が、本当に心配。

そんな現状を、全て見せて下った関係者の皆様に、
深く感謝いたします。

この工房見学会では、
どこに伺っても、ご親切にして頂き、
無知ゆえに、失礼な質問もしてしまったかと思いますが、
ご丁寧にお答え頂きました。

着物を着る人を増やしたい、
着物ができるまでの工程を知って欲しいという
真剣なお気持ちが、ヒシヒシと伝わりました。

何を見ても、
「こんなに手が掛かっていては、着物が安いわけない・・・」と
納得してしまうのでした。

特に、現代は出荷数が少ないため、
それでも機械を稼働させなければいけないとしたら、
大変な経費が掛かってしまいます。

そこが本当に、
生産者と購入者(着用者)とのジレンマだと思います。

・・・今日、嬉しい出会いがありました(#^.^#)

散歩ネコが拝見している着物ブログはあまりありませんが、
その数少ないブログの、ユキさんに、お会いできました!

「その帯、可愛い!」と、お声掛け下さり、
写真まで取って下さいました。

IMG_5216.JPG
散歩ネコの、今日の着物。 by ユキリコフさん ♪

皆さん一目でわかる高級なコーディネイトの中で、
散歩ネコのこの帯は、
洋服地の綿を、ミシンで縫ったものなのですよ。
2千円くらい?
ますます呉服が売れなくなるじゃあありませんか。

手作り名古屋帯のお話

しかし、やる時はやります。
明日の祝賀会では、久しぶりの訪問着です。

ユキさんの可愛らしさは、明日のパーティーで(^-^)

P2190081.JPG
最後に伺った長浜盆梅展

盆栽になった梅もよかったですが、建物もよかった。
事務局の方には、色々とお手配して頂きました。
個人では行けない場所は、大変勉強になりました。

工房では、沢山の画像を撮ったので、デジカメ電池切れ。
しかも、ホテルについてから、
デジカメ用の充電器を忘れたことに気が付きました。
携帯と兼用できるとばかり思ってましたの。
旅慣れてないことが、丸わかりでございます。​​





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最終更新日  2019.07.15 23:57:38
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