きものあれこれ大和撫子　　★楽天バージョン★

[着物ネタ] カテゴリの記事

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  心新たに！春の出発

  今日から3月ですね。今日は冷たい雨の3月でした。そういえば、3月1日というのは、私の母校の高校の卒業式の日です。私はこの学生時代に沢山の経験をし、友を得て、今があると思います。と、少し感慨深くなったところで・・・春なので、これからまた私は新たなチャレンジをしたいと思いました。新年から心で温めている仕事の計画もあるんですが、実は未だ上手くいかず・・・でも、それもきちんと整えた上で、お客様からのリクエストの多い新たな分野に少し取り組んでみたいと思っています。まだ・・・企業秘密♪ゴメンナサイ。具体的なお話ができなくて。ただ、自分が着付師として、着付講師として、どういう立場を守っていくのか、どういう文化を後世に伝えていくのか、考える機会がこのところ頻繁にありました。着物の世界も、平成も十数年過ぎてから、新たな進展がありました。本当に、皆さん、着物を愛し、着物を楽しむために努力されています。脱帽するような事も多々あります。が、やはり従来の決まりは、私は守っていきたいし、かたくなに守るもことはなくとも、時代の流れに乗りつつ、でも守る所は守っていく姿勢で臨んで行きたいと思います。4月になると、私が着物に携わって丸12年、教室運営して4年目に突入します！まだまだひよっこの私ですし、この世界では若年者！もっともっと勉強し、自分を磨いていきたいと思います。スリーシーズンコート　着物地/本場大島萬葉土染　-00056-そろそろ用意したい、スリーシーズンコート。これを持っていたらホントの着物通！

  2006年03月01日

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  着物の時のヘアスタイルは・・・悩みの種！

  着物を自分で着られる人でも、着物でお出掛けの日のヘアスタイルは悩みの種だったりしませんか？その為に美容院行くのもねぇ・・・私もその一人です。とにかく、自分の髪の毛は癖毛＆量が多い＆まとまらない、美容師さん泣かせの髪質なので、プロも苦労するのに自分でこなすなんて・・・難しいのです。とにかく、美容院行く時は、「後で一つに結える長さで、あまりシャギーは入れずに」とお願いしています。でも、このスタイルもなかなか面白くないんですよねぇ・・・皆さん、素敵なヘアスタイルの方が多いので、洋服の時に決まらないというか・・・ということで、最近は自分の髪が手入れしやすい様にお任せしちゃっています。が、そうなると、着物の時に困るんですよねぇ・・・ということで、いざというときの付け毛ちゃん！私はデパートのウィッグコーナーでそれなりに良い物を購入しましたところ、ホントに活用範囲が広く、大変重宝しています。適当に買ったものは、やっぱりダメ。直ぐに取れてしまったり、アレンジが利かない。買うなら、一つで良いから、使いやすそうな良いモノを選ぶことをオススメします！　ソフトシニヨン（ラージ）彩玉かんざし　ぐるぐる/小花 ●かんざしも一緒に使うこともできたりしますよ♪

  2006年02月28日

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  汚れ防止加工

  着物を頻繁に着る方は、是非とも着物に、汚れ防止加工を施しておいた方が良いとオススメします。という私も・・・このお陰で助かることも多々あります。雨の日も、さほど気にせずにお出掛けできます。が、一応雨の日は、ガード加工をした紬か、土砂降りなら、ポリの着物を着用しますけどね。普段も、汚れや水に弱い正絹、特に縮緬などはガード加工を施した方が良い着物ですね。でも、これも万全ではないですから、気が付かないとシミが付いてしまいますが、施したモノの場合は、染み抜きが簡単にできたり、お金も若干安く済んだりする場合が多いです。ガード加工は、お店によっても御値段違いますが、小さな直径2センチくらいのシミでも、一箇所で5000円程度かかると想定すれば、ガード加工で防いだ方が良いわけです。ガード加工は、出来れば反物の状態で行う方が良いでしょうし、御値段もお安く済みます。もちろん仕立て上がりのものにも出来ますが、料金は割高ですし、縫い込みには上手くかかりません。仕立て上がりの着物の場合は、丸洗いなどをして、表面の汚れを落としてからガード加工しましょう。そうしないと、汚れの上に加工するようなものですからね。ということは、＜丸洗い料金+ガード加工料金＞がかかるわけですね。そう考えると、やっぱり反物の時点でやる方がお得！ちなみに、「ガード加工すると、染め変えが出来ない」というような噂話が浸透しておりますが・・・ガード加工していても染め変えは出来ますから、全く問題ありません！これ、ホント、着物に詳しい人でもそう思っている方いらっしゃいますし、呉服屋さんで、そういうように言うお店もあるようですが、染物屋さんが大丈夫と言うのですから、大丈夫ですよ！パールトーン加工　表地、八掛、胴裏着物　丸洗い￥４２００で丸洗いができます！着物問わず！？みたいですよ♪

  2006年02月27日

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  展示会

  昨日は展示会、行ってきました！年に一度、うちの会社が関わっているものです。今日までやっておりますが。昨日は朝からず～っと会場に詰めておりましたもので、疲れてしまいまして日記が書けませんでした。朝は、素敵なお友だちとお会い出来ました！リアルでお会いするのは初めてだったんですが、なんと、私と生年月日が全く一緒の方！お話すればするほど、色々な似ている点を発見しました♪やはり星占いなどは、同じ結果がでるでしょうし、同じ星の元に生まれた運命なのでしょうか？お昼を食べて会場に戻ると、ものすごい人だかり！反物の山が次から次へと無くなっていく・・・生徒さんたちの為に、色々と確保して、順番に合わせたりして楽しく過ごしましたが、人混みに少し疲れました。今日はこれから出張着付です！生憎のお天気ですが・・・私は通常、雨の日のお出掛けに関してはお客様にも確認を入れているのですが、ここ数日の忙しさで忘れていました（－－；きっと予定どおりお出掛けになられるとは思いますが、お足元は心配ですね。やはり普段着物を着ない方は、雨のお支度は持っていないです。草履は滑りますし・・・着物も濡れますから・・・仕立て上がりポリエステル雨 コート　紅藤色：27 0225アップ祭2

  2006年02月26日

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• 着物のお仕立て

  着物好きの皆さん、きっと一度は「仕立て代って高いよね！」「自分で仕立てができるようになりたいなぁ」と思ったことがあると思います！仕立て代、確かに結構かかりますよね。お店などで、反物気に入っても、それでは着用出来ません。店員さんにあれこれ言われるままに聞いていると・・・例えば１万～２万位の正絹反物＜sale品ですね、この御値段だと＞を気に入ったとして買おうと思っても、仕立てるとなるとなんだか反物の倍くらいかかるじゃないの！と思うことも。お店によりピンキリではありますが、仕立て代が小紋や紬で２万前後、袷の時期だと、それにプラスで胴裏と八掛も必要。湯のしもしないとね・・・今回、『七緒』VOl.5に、和裁に関する記事がありましたが、いやぁ～、ホントに職人さんです。体を使って体で覚えて仕立てる・・・これをみたら、なかなか出来る事じゃないと思いました。私の母は和裁学校を卒業していますので、着物の仕立ては出来るんですが・・・時間がとってもかかります。気分が乗らないとやる気にならないそうです＾＾；なので、亡き父の浴衣は、30年以上かかっても出来上がらないまま父はこの世を去りました。多分、母は余り気にしていませんというか、きっと数年経ってしまってからは作る気無くしたと思います。ということで、私は母が着物を仕立てる場面、そんな頻繁ではないですが、見てきました。広いスペースがないとできないなぁ・・・と小さいながらに感じたものです。最近、別の用件で、和裁道具のカタログを見る機会がありましたが、和裁をするとなると揃えるモノも必要。置き場もない。狭い我が家では、絶対に不可能だと感じましたね。と、今日のお話はここからが一番言いたい内容です！ここ数年、海外でのお仕立てが増えて来たように思います。そう、着物を購入したら、仕立ての為に海外に送り、出来上がったら海外からまた送ってもらって手元にくるのです。海外製だからどうのこうの・・・って差はそんなにないと思いますが、デメリットは「時間がかかること！」ですね。海外に持って行く時間がかかるからです。ちなみに、海外といっても、大抵は中国はじめ東南アジア。中国は蘇州刺繍など、刺繍が大変に盛んであり、技術も素晴らしい！なので、あちらの方々はこういう縫い物のセンスは十分あると思います。海外に輸送するのでコストがかかりそうですが、あちらは人件費が安いので、トータルで考えると、海外仕立ては安くなります。更に、最近はハイテクミシン併用ということで、直線縫いの部分だけミシンを使うのです。これは以前から国内でも行われていたものですが、これも海外でハイテクミシン併用にすると、もっと割安価格で仕立てられるのです。私は殆ど手縫いで仕立ててもらっていますから違いを比べる機会はないのですが、やはり着心地等に違いはあると言いますね。でもでも、やっぱり仕立ては国内がいい！というこだわり派の方々も沢山おります。国内手縫い仕立てが一番御値段高いと思います。が、仕事は速いです！先日も、生徒さんが頼んだ品物が、10日程度で出来上がって届きました！急ぎのものは、やっぱり国内ですね。それに、国内だと、仕立てやさんとも万が一何かあったときに連絡が取りやすく、相談しながら仕立てることも可能です。相談もそうですが、昔からの経験等を生かして、仕立ての細かい部分で例えば柄あわせ等、すごく気を遣って下さることが多いです。そう考えると、数千円違いなら、やっぱり国内できちんと手縫いで仕立ててもらいたいと思う私。更にできれば、仕立てている人の顔が見える方がより親しみが沸きそう！仕立屋さんと仲良くなりるというか、信頼できる仕立屋さんを見つけて、顔なじみになれたら、着物通になれるように思います。これは余談＆豆知識ですが、急ぎでどうしても・・・というのは仕方ないと思いますが、仕立てた着物のしつけは、なるべくギリギリまで取らないでおいたほうが良いです。しつけで裾などがぷかぷかにならないように押さえています。生地が落ち着くまで、しつけはそのままに・・・でも、お客さんや生徒さんでもそうなんですが、どれがしつけ糸だかわからない方、取り忘れている方もいらっしゃいますので、特にお着物の場合は、目立つ位置にしつけ糸ついておりますのでご注意くださいませ！

  2006年02月23日

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  半幅帯派？名古屋帯派？

  私が着付を習った時は、最初から名古屋帯のレッスンでした。半幅帯は、たったの１回しか習ったことがありません。（袴下の半幅帯は別ですが）なので、普段、着物を着るときは、名古屋帯に手が伸びてしまいます。逆に、私の生徒さんでも、半幅帯のレッスンから始めて続けた方は、名古屋帯苦戦しておりました＾＾；どうも半幅帯に愛着があるようです。普段着として着物を着る方、踊りを習われている方などは、半幅帯で過ごされることが多いでしょうか？半幅帯は楽ですし、バリエーションも色々です。そして簡単に前結びでできることも魅力でしょうか。着付を習ったり、あるいは自分でチャレンジする際にも、半幅帯から入っていくか、名古屋帯から入っていくかでその後の親しみ度は変わるかもしれませんね！春になると、浴衣を目前にしたレッスンが増えます。春～夏は、私も半幅帯を手にする機会が増える訳です。着付の導入としては、半幅帯からの方が気軽でしょう。でも、名古屋帯から入ったほうが、帯結びに慣れやすく袋帯にも進みやすいのも確か。いつもレッスン始められる生徒さんがいると、どっちから行こうか、私も考えます。が、結局は生徒さんがどういうときに着物を着たいのか、どういう着物を着てみたいのか等、生徒さんのニーズを読むことから始まると思っています。＜正絹＞本場筑前博多織半巾帯★とっても締めやすい博多帯！最初は硬いけど、使ううちに馴染みます。　緩まないので、初心者さんには是非ともオススメ！最近は色柄も豊富♪　こちらの帯は￥４８００のもの★『このビビッド感、たまりません！』【KEITA MARUYAMA】半巾帯チェック/赤..★こちらも可愛い♪￥９８００★

  2006年02月22日

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  着物雑誌　発売日！

  今日は２０日。老舗！？着物雑誌の発売日です。今日発売は、「美しいキモノ」と「家庭画報・きものサロン」です。どちらも、昔からある、正統派の雑誌ですね。「美しいキモノ」は、この業界の方は皆さんチェックされます。呉服屋さんもこの雑誌はチェックします。内容はデパート等で売っていそうな高級呉服が主であり、本当に美しいキモノの美が沢山！専門的な話題も沢山ありますが、眺めているだけでもうっとりできる一冊です。「家庭画報・きものサロン」も同じ様な系統です。こちらの方が実用的な話題があることが多いかな？お茶を習っている方には、こちらの方が役立つ話題も多いように思います。私も、毎号どちらを買おうか迷いながらも、業界関係者としては「美しいキモノ」は外せません。なので、「きものサロン」は、気になる話題や付録があるときにという感じですが、どちらも甲乙付けがたいのです＾＾；「美しいキモノ」は、毎号別冊があるのですが、これがとても役立つ内容です。着付もそうですが、着物の染織、ヘアスタイル等実用的なものも沢山です！ただ、こちらは季刊で、一冊２０００円弱という御値段なので、少々高いですが、一度は手に取ってみる価値ありますし、基本的な着物のＴＰＯやコーディネイトは参考になりますよ！【定期購読1年(4冊)】美しいキモノ定期購読で￥7048【定期購読1年(4冊)】きものサロン定期購読で￥7428☆ついでに！？こちらも是非手元に用意したいオススメ本！☆きものに強くなる新版きものに強くなる（続）

  2006年02月20日

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  ニッポンの名前

  先日出会ったばかりの本です。「ニッポンの名前」それは、ちゃぶ台等をはじめ、日々食卓に登場するようなものから、花嫁衣装や着物、下駄の名称、能の舞台の名称等、多岐にわたっています。私の場合、着物の名称の部分は別として、（一応、これらは熟知しております＾＾）他の生活用品等、名前を知らなかったものも沢山ありました＾＾；日本人として、知っておきたいモノの名前ばかりです。私もこれから勉強します。皆さんも、是非一度、手にとって見て欲しいと思います！ニッポンの名前

  2006年02月19日

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• お忘れ物のないように・・・

  今日からまた繁忙期に入りました！が、早速本日の着付のお客様もお忘れ物が・・・長襦袢が無かったのです（－－；実は、私、家を出る前に、何となく半衿と衿芯を新しくバッグに入れて出ました。腰紐とかは常に予備持っているんですが。一応、HPにも、またお送りしたおはがきにも、きちんとご用意の品を揃えて頂くように、また不足品があった場合には、着付の支障をきたすしお断りする事もあると書いていますし、ホントは断っても良かったのですが、何となくお気の毒で、半衿と衿芯使って、見せかけの衿を作り、きものに付けて着せました。ホントはこういう時の為に、巡礼衿というのを使います。見せかけの衿になります。が、これ、作っておくのも面倒で＾＾；でも、やはり数個作っておいた方が良さそうですね。ホントに、最近は色々なお客様がいらっしゃいます。確かにHPやハガキをみても、小物の名称も分からないでしょう。分からなかったら、事前に聞いてくれれば・・・と常々思います。また、良くある質問の一つですが、今日も聞かれました。着物は羽織ったら裾から合わせて行きます。着物には背中心という、真ん中に一本の縫い目があります。裾を合わせると、この縫い目は真ん中には来ません。いや、まれに体型と着物があっていない場合に真ん中に来ることがありますが、来ないのが本来です。何故かというと、裾は上前の柄が大事ですので、柄を見て合わせます。（厳密には左の脇線（脇の縫い目）を体の真っ直ぐ左に来るようにと　指導しております）柄の位置を決めてから、体に沿わせて下前を巻き込み、着付けて行きます。上半身の背中心は、真ん中でなければなりませんが、裾は殆ど、真ん中より右側に縫い目が来ます。これが正しいですよ！確かに後ろ姿、背中心は真っ直ぐ合わさって居た方が見かけは良いかも知れませんが＾＾；どうぞ、ご理解下さいませ～。

  2006年02月18日

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  納得の、そして為になる一冊

  着物の本は、沢山出版されています。特にここ数年、着物雑誌系も増えています。またこれらのお話は、別の機会にしたいと思います。今日は前から気になって居ながらも買わずにいた本がありまして、先日、何かで紹介されていて、プロとして是非とも読みたい！と思った本が届きました。そう、いざ買おうと思ったら、売っていないんですよ～。書店でも注文しましたが、入荷不可とのこと。楽天ブックスでもお願いしましたが、ダメでした。で、とある書店に在庫があるということで、なんと札幌から送ってもらいました！（北海道からなので・・・送料が高かったですが・涙）『着付師一代　きもの語り』根津昌平先生の本です。舞台の着付をプロとしてやってこられた方です。着物に対する意識等、改めて心にグッと来ます。もちろん、プロの技も伝授して下さっています。改めて着付の奥深さ、着物の魅力を感じています。未だ読んでいる途中なので、また感想は別の機会に！着付師一代きもの語り

  2006年02月17日

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  姿見

  着付をする際に、皆さんは鏡を見ていますでしょうか？また着付を習おうと思ったときに、姿見購入されていたりしますか？私は教室でも一番初めに「鏡は基本的には使いません」と宣言しています。私の教室では鏡に頼る着付はしません。鏡があると、つい見ながら鏡に頼ってしまい、体が覚えないからです。そして、鏡は見方によってはお太鼓が曲がってしまったりすることがあり得ます。鏡で後ろ姿って、のぞき込む形になったりしますからね。着付教室も色々で、以前、雑誌に紹介されていた教室の中には、鏡張りの所もありました。私は、最後の最後に、鏡を持ち出して姿を確認してもらっています。だって、洋服も同じでしょ。ボタン一つ止めるのに、鏡を見て着ますか？そこまではしないでしょう。最後の最後、鏡でチェックする位でしょ。だから、着物も同じ！鏡に慣れちゃうと、鏡がないと着られなくなりますよ。ホントに。鏡が無くても着られるようになれば、変な話、トイレの中でも着物が着られちゃうのです。（実際には床が汚れて居るのでオススメはしませんが　そういうケースも無いことはなく、私も以前、トイレの個室で　着付というご依頼を受けたことがありました）また鏡を見ない着付だと、着物を着る時間も短縮できますね！鏡があれば、ついちょこちょこチェックしてしまうものです、人間って。その時間が減るのですし、また手早く着付けることで、着崩れが防げるようにもなります。是非、鏡の使い方、見直してみてください。新しいカタチの和家具（RIRAKU）　利楽239　姿見

  2006年02月16日

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• プロとして

  プロとそうでない違いって、何？プロはお金を頂戴して、仕事としてこなします。仕事なので、責任が伴います。これは着付だけでなく、他の事でも言えることですが、軽い気持ちで「やってあげるよ～」とやることとは違いますね。では、どうしたらプロになれるのか？やはり勉強は欠かせませんね。どんな事にも対応できるようでなければなりません。学校の教師であれ、またカルチャースクールの先生であれ、先生と呼ばれる人は、教える内容以上の勉強をしています。１のことを教えるのに、１０、いやそれ以上の内容が必要です。だから、やはり技術に関しても、勉強は欠かせませんし、ココでおしまい！って事はありません。そして、プロを育てるのは、お客様なのです。お客様がいるからこそ、プロとしての仕事が成り立ちます。着付ができる方（程度の問題はあるかもしれませんが＾＾；）は、この世に沢山いらっしゃいます。でも、プロとしてやっていくのは、ただ「着付ができる」というだけではやって行かれません。プラスαの知識と技術が求められます。「やっぱりプロにお願いして良かった♪」と言って頂けるのが一番嬉しいですし、そう思って満足して頂けるように努力して行きたいと思います。もちろん、私もまだまだ若輩者です。１０年以上勉強してきましたが、まだまだだと痛感しています。この世界も、究めるとなると、本当に限りがない、奥が深すぎると感じています。

  2006年02月15日

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  衣桁

  衣桁ってご存知ですか？要は、着物用のハンガーラックといいますか、着物を畳んでかけておくor広げてかけておくもののことです。前から気になっていた存在。ついに我が家にも登場です！欲しかったものが安くなったことと、着物もそうですが、洗濯物が乾かない時の室内物干し代わりに（笑）と思いまして＾＾；和室に置いてみたところ、なかなか良い雰囲気醸し出しています。なんだか、モノを掛けてしまうのが勿体ないです。衣桁腰高 桑時代50％OFF価格【送料無料・税込】

  2006年02月14日

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  明日はバレンタイン♪

  明日はバレンタインデーですね。町中では、あちこちでバレンタイン商戦が行われています。今年は少しは景気回復したのでしょうか？？？デパート等のチョコ売り場もものすごい混雑です。さて、バレンタインってことで、何となく面白半分探してみましたら、ありました！ハートの半衿ハートの半衿・ピンク

  2006年02月13日

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  雛人形と十二単

  先日、十二単の着付を勉強してきたもので、どうしても目がいってしまったのが「雛人形」です。お雛様の衣装は、オーソドックスな雛人形でしたら十二単ですね。実は先日、練習で使用したのと同じような裳をみつけ、何となく嬉しくなった私でした♪雛祭の由来は、約１０００年前の、平安時代中期と言われています。宮中での「ひぃな遊び」という、いわゆるおままごとのような遊びと、無病息災を祈る節句とが重なったようで、今のように、女の子のお祭りとしてお祝いするようになったのは江戸時代に入ってからのようです。ということなので、大抵の雛人形は平安時代の衣装、調度を再現しています。ちなみに、お内裏様の衣装は「束帯（そくたい）」と言います。着物の世界からお雛様を見るのも、また新たな視点＆発見で、これまたいとおかし。名匠隆山による衣裳着特選親王飾りです。(7)ひな人形【特選雛】衣裳着豪華親王飾り　 (新規開店...

  2006年02月12日

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• なぜ、着物に興味を！？

  みなさんは、何故着物が好きになりましたか？興味を持ちましたか？きっかけは色々だと思います。私は、成人式の時に振袖着たのですが、意外と楽だったことと、着物も良いかも♪と思ったからですね。その後、着付を習う前、本当はお茶を習おうと思ったんです。が、「お茶習うなら、自分で着物が着られないと！」と思いまして、着付の道に進み、はまって抜けられません＾＾；その肝心な目的のお茶は、実は未だに習うことができません。習いたい！のですが、曜日と時間の決まったお教室には私の仕事のスケジュール等からは通うことができないですし・・・一つ、忙しい私でも通えそうなお教室を見つけたのですが、そこも見つけてから３ヶ月以上経過するものの未だスケジュールが合わずに通えて居ません。昨日も十二単の着付で、やはり日頃からの所作の大切さを感じまして、（十二単など、お偉い方へ着付する際には、色々なマナーが　ありますので）シッカリと体で所作を身につけたいと思います。他にも、お茶は、色々な魅力を持っていますよね。まぁ、一番の楽しみは「お菓子」かもしれませんが。今年は、大和撫子として、美しい所作を身につけることも大切にしていきたいと考えています。

  2006年02月11日

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• 十二単

  今日は十二単の着装の勉強をしてきました♪十二単は・・・５年ぶり位でしょうか。久々かつ、覚えるぞ！と真剣に勉強したもので少々疲れました。十二単は、その昔の一時期は２０枚位重ねて着ていた時期もあるようですが、現在はそこまでは重ねません。小袖を着用し（未婚者or若い人は　濃き色、既婚者or年配者は白）、袴をはきます。長いです。踏んで歩きます。（未婚者or若い人は濃き色、既婚者or年配者は緋色）それから、単を着装し、うちぎをきます。うちぎを５枚着まして、このことを五衣（いつつぎぬ）と言います。打衣を付け、表衣、唐衣と着装していきます。その後、裳（も）をつけて、小腰という紐を結んで袖や裾を整えて出来上がり！ちなみに、紐を２本だけで着装していきます。もちろん、袴や裳についている小腰等の紐は結びますが、それ以外は、紐２本だけ。着付けては１本抜いて、また使ってと繰り返していきます。これら全部着装すると、１６キロもの重さがあります。だ・か・ら着付けるにも、男性の束帯などの装束よりも力と押さえが必要です。優雅に見える世界ですが、とんでもなくハードな着付です。が、またこれらの技術の中にも、奥深いものがありココでは伝えきれない程の勉強になりました。

  2006年02月10日

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  ウールの着物と正絹の着物

  これは着付学院にもよるのだと思いますが、私がならった学院では、ウールの着物は論外というような風潮がありました。なので、最初から小紋ですね。どちらかというと正絹ではなく、ポリエステルの小紋を推奨していましたが。最初に教わったことは、「ウールの着物と正絹の着物を一緒にしまうと虫が付くからダメなのよ」ということでした。たしかに、ウールは毛ですから、虫が付きやすいですね。なので、私の中では「ウールは良くない」という印象が強く埋め込まれた訳です。私がウールの着物を着た記憶は、子どもの時の着物ですね。素敵なアンサンブルでした。ウールは戦後、安価なことがあり、需要が伸びました。お手入れも簡単なのが魅力だったのです。が、そのうちポリエステルの発展により、正絹に近い風合い、色彩でポリエステルの着物ができるようになり、段々とウールは少なくなって行きました。また戦後は、着物を普段着として着るというよりは、お出かけ着、おしゃれ着として着物は発展してきました。が、ここ数年、お家で着物ブームも高まっています。普段着としての着物という目で見るときに、またウールの着物をという方もいらっしゃいますね。以前より、ウールの着物に対する印象は悪くないのですが（笑）多分、私はウールの着物に袖を通すことはもうないでしょう。職業柄というのもあり、正絹の着物の良さを伝える使命にあることと、自分が正絹がとても良いと感じているからですが、そんな私も、最近、木綿の着物が気になっています。木綿も、格子柄などお洒落で、普段着るには気軽で良いですよね。仕立て代も安くできますし。今年は木綿の着物、誂えてみようかしら？ふだんに着られる、カジュアルな伝統織物越後小千谷の紺仁工房謹製　草木染め綿紬【巾広生地・...

  2006年02月09日

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  お手入れ☆

  ２月は虫干しに適した季節です。（うぅ・・・体調悪くて＆忙しくて忘れていました）虫干しは、土用干しといって、以前は７月と２月と言っていましたが、７月は梅雨明けでムシムシした季節ですから、実際には適して居ません。今の日本の気候では、１１月と２月が最も適した季節と言えます。もちろん、袷から単衣といった衣更えの季節にも、多少のチェックはするとは思いますが、是非、お天気の良い日に虫干ししましょう♪虫干しは、雨や雪が降った翌日はNGです。湿気が残っているからです。朝は１０時頃から、１４時くらいまでには取り込みましょう。着物は風に当てるだけで、ふっくらよみがえります。そして、日の明るい時に、シミや汚れがないかチェックしましょう。あれば早急に、悉皆屋さん等のお手入れに出します。また古いたとう紙に入れていますと、たとう紙に付いたシミが着物に浸透してしまうことがありますから、たとう紙も新しくした方が良いですね。本当は、鬱金の黄色い風呂敷に包むのが適しています。お手入れは・・・ベンジンで叩いて汚れ落としは、あまり望ましくありません。ベンジンで輪染みができやすいのです。あまり正絹は、下手に手出さない方がベターです。また洋服のクリーニングのお店でも着物のお手入れをやっているところもありますが、そういうお店でのトラブルが多いのはご存知でしょうか？やはり着物は洋服とは同じようにはできません。着物の丸洗いでさえ、ただ洗って乾かすだけでは幅が変わってしまったりしますので、悉皆屋さん等では、幅を整えたりという手間も掛けて洗ってくれるのです。なかなか虫干しできなくとも、タンスの扉を開けて空気を入れるだけでも違います。それよりも、何よりも、一番のお手入れは「着物を着て歩くこと」ですね！それが一番です。しまいっぱなしの着物ほど、シミがあってしみこんで落ちないという悲しい目に遭う羽目に・・・ウコン風呂敷～3枚組～

  2006年02月08日

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• 学習のペース

  着物を習いたいと思う方には、必ずと言って良いほど聞かれるのが「どの位習えば着られるようになりますか？」実はとても難しい質問なのです。私の所でも、一応カリキュラムどおりにいけば、３ヶ月で一人で留袖が着られるようになりますし、余所の学院等も、大体３ヶ月～６ヶ月で一人で着られるようにカリキュラムが組まれています。が、やはり個人差大きいです。私自身、半年経っても一人で着られる・・・？あれ？って感じでした＠２０歳。もしかしたら、習う前にもう少し着物の知識と着用経験があればもう少しスムーズだったかもしれません。それに、一人で着られるレベルって、やはり人によって希望のレベルも違いますし、何とか形になれば良いと思われる方から、着こなせるようになるまでと考える方までいらっしゃいますしね。ですから、聞かれる度に頭を悩ませる質問です。ただ、少しでも早く上達を願うなら「正しい指導の元で、毎日練習すること」でしょうか。器用な方は本を見たりして、自己流で覚えてしまいますが、自己流を否定する訳ではないのですが、やはり躓きやすいと思いますし、間違って覚えてしまうことも。そんなとき、ちょこっとだけでもプロに見てもらうだけでグンと上達していきます。何て言っても、自分である程度の力を持っている方ですからね！ただ、最初は、時間がかかっても良いから、とことん躓いて躓いて、覚えて行く方が良いように思います。だってぇ・・・習っていてクラスも進級して、結局は前のクラスの内容ができていなくても、今更聞くことができない、戻れないってことはあるでしょう。むしろ、これでもか！まだか！って位、聞いてくれる生徒さんの方が、先生も色々教えます。難なくこなしている方は、やっぱり素通りになってしまう部分もありますからね。最初から着付が簡単にできるわけがありません。ホント、難しいですよ。（たま～に「着付なんて簡単よ！」というご年配の方々もいらっしゃいますが、あまり上手でないことが殆どです＾＾；）難しいから、教室があり、着付師なる職業が成立する訳です。私も日々、「本当に難しいなぁ」と感じながらやっています。やればやるほど、難しいと感じますね。奥が深いのです。だ・か・ら１日でマスターしよう、１回ならってマスターしようなんて、思わないで下さい。最初から腹をくくって、３ヶ月、半年等と続けて見て下さい。またついでに言えば、忘れるのも早いですので、例え１年習っても、全く着なければ忘れます。１年習った意味が殆ど無くなりますので、習うことも大事ですが、定期的に着る機会を作る事の方が大事だと思います。

  2006年02月07日

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• 試験があります

  何処の着付学院でもそうだと思いますが、一つのクラスが終了する前には試験があります。試験をして、そのクラスの目標であるレベルが達成できているかどうかの確認です。私の所でも、初等科の生徒さんが試験に臨みます。試験と言うと、やっぱり緊張しますよね。しかも、時間も決まっていて、15分以内に留袖を着て二重太鼓を結びます。時間内に仕上げることがまずは目標となりますが、たとえ時間内に着られても、ポイントを押さえていなければダメですので点数を引いて行きます。時間を計るとなると、やっぱり焦りますが、ものすごく集中するので、時には実力以上の力を発揮することもあります。試験はあくまでも通過点。試験に合格したことで満足していては、上達しません。ただ、試験を受けて合格すると、やはり自分に自信が持てますし、そこからまた目に見えて上達します。「継続は力なり」試験に向けて頑張った頑張りを続けることで更に力を付けていくのです。試験をどう受け止めるかが、大事かな～と考えています。まぁこれは、着付の試験だけでなく、他の試験も同じだと思いますけどね。

  2006年02月04日

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• どんな着物がお好みですか？

  普段着に関してですが、皆さんのお好みのお着物はどういうものでしょうか？大まかに分ければ、紬などのしゃきっとした質感のものか、小紋のような柔らかモノか・・・もちろん、それぞれに良さがありますから難しいですね。私は小紋などの柔らかモノの方が好きですが、ここ最近は、紬にもひかれます。自分の好みを知ることも大事ですね。そこから着物の幅を広げていけます。好みがわかるまでは、有る意味、自分探しの旅と同じでしょうか。まずは、沢山の着物を見ること。本や雑誌、ネットや実店舗など、とにかく見ること。見ているうちに段々と、自分がどんな着物を着てみたいのかわかってくるようになります。沢山の着物に触れて、その中からあなただけの一枚を探してくださいね。（まぁ段々沢山欲しくなるんですけどね）

  2006年02月03日

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• TPOは大事！

  最近は、若い世代から着物ブームが起こっていて、特に古着、なかでも銘仙などは人気が高くなっていますね。それは、それでとても喜ばしいブームではあるのですが・・・まぁ一番大事なのは「自分が楽しく着物を着る」ことだとは思いますが、やはり、TPOというのは大事です。例えば、分かり易く言えば、結婚式にどんなに綺麗で、どんなに高価な小紋であれ、小紋というのは普段着～おしゃれ着のものなので、結婚式というハレの席には相応しくありませんよね。本人は気にしなくとも、まわりが気にします。どんなに自分が「楽しく着物を着て」いたとしても、まわりを「不愉快」にさせるような装いは良くないと思います。話は戻りますが、今、人気の銘仙。何故人気なのかは、あの独特である色や奇抜な柄などが有る意味、現代に通じるものもあり、新鮮なんですよね♪でも、銘仙というのは、今はほとんど作られていませんでしたが、最近は人気が出てきている為、復刻版というのも出てきているようです。銘仙というのは、先染めの絹織物ですが、きれいな繭ではなく、屑繭や玉繭などから糸を紡いでいます。時代によっては経糸に人絹を使った弱い粗悪品も出てしまっています。まぁ処分されるであろう運命の繭を紡いだ訳でして、その分安価で、庶民にも手軽に入手できる品物となったのです。が、戦後、ウールの着物が人気が出て、次第に銘仙は姿を消した訳なのです。まぁそんな銘仙ですが、あくまでもこれは普段着なのです。その辺にお買い物程度です。だから、いくら素敵で似合っていたとしても、銘仙を着て結婚式なんてとんでもないですし、目上の人と一緒のお出掛けには向いていません。結婚式にTシャツとジーンズで行くようなものですね。自分は気にしなくとも、まわりの人間には迷惑極まりないですよね。やはり大人の女性として、最低限のTPOは守って欲しいと思います。着付を教える側だから、余計に厳しい意見かも知れませんが。余談ですが、先日電車で隣の座席になった方、やはり銘仙のアンサンブルを着用なさっていました。それはステキなお着物でしたが、裄が短くて・・・7分袖でした。多少裄が短いのではなく、完全に腕が出ていました。何だか隣りに居て、複雑な気分になりました。

  2006年02月02日

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  2月ですね

  今日から2月。2月は「如月」と書きます。皆さん、読めますよね！？これは、別の書き方では「更衣着」とも書くそうです。立春がまもなくですが、暦の上では春でもまだまだ寒いので重ね着しましょう！という季節だと言っているのです。基本的には、着物って重ねていくのでホント暖かいです。外に出たときに、つま先の寒さや衿や袂からの風が冷たく感じるのですが、その辺りは工夫次第です。ショールがあると重宝しますね！別に和装用でなくとも良いんです。洋服用に使っているモノでも。でも、もし余裕があれば、素敵なショールも見つけて着物ライフを楽しみたいですね♪kimono*Cafeショールふわり半月ショール（白）振袖用、撫松庵おしゃれショール

  2006年02月01日

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  大好きな加賀友禅

  私は加賀友禅が大好きです♪京友禅にはない、落ち着いた中でのぱっと目を引く華やかさが魅力的です。が、もちろん高価なので、買えませんけどね＾＾；でも、いずれ黒留袖を誂えるときは、加賀友禅でと思っています。そんなわけで、加賀小紋も大好きで、2枚持っています。今日はその一枚を着用しました♪＜試験に良く出る加賀知識＞って、着付でも習っていない限りは不要かもしれませんが（笑）・加賀友禅の特徴として、「虫喰い」がある・加賀友禅は、外側から内側へとぼかしが使われている・加賀五彩を使っている　（藍・臙脂・黄土・草・古代紫）・落ち着いた写実的な草花を描いているが、草と花は関連のない　空想的なものであるさらに詳しく知りたい方はお勉強してみてください♪きものの文様（金沢の彩、加賀友禅編）

  2006年01月31日

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• 着物の資格

  着付の資格は、国家資格でも何でもありません。着物学院の数だけあるといっても過言ではない様なものです。資格の内容は、大体何処も同じ様な基準だとは思いますが、通用するのはその学院の中だけということが多々あります。まぁ後は、呉服屋さんをはじめ、着物関連の仕事に就く際に目安になる程度でしょうか。英検４級持っていたとしても、就職には意味がないというか、書けないですよね。それと同じで、やはり着付も級が低いものは、あまり意味がない、ただ「着付を習っていましたよ」というPRにはなるでしょうか。今回、私の所でも、資格認定の式が行われました。生徒さんたちは、それを目標に頑張って来られましたし、喜びはひとしおでしょう！でもね、私達からみれば、その資格が貰えたというのはあくまでも一つの目標であり、通過点でしかないのです。「資格が取れたから、私は凄いのよ！」では、ダメですね。着付で食べて行くなんて、結構難しいことですし、着付を習っていたという人は着付の資格を持っている人も多く、その９９％の方は、着付の資格を生かした仕事ができていないと思います。それに、着物の道は奥が深く、技術においてもどれが最高であり、おしまいということはありません。私も、満足できる着付ができたと思うのは、本当に僅かです。自分でもまだまだだと痛感しながら、日々精進しています。喜びの席でこういう厳しい話ってできませんが、私の後輩達も、こういうときだからこそ、気を引き締めて更に精進して欲しいと願います。

  2006年01月30日

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• 1月もまもなく終わります

  新年明けてから、早いモノでもうあと数日で1月もおわりです。着物でもお正月気分は抜けて、段々と2月の装いを意識していきます。2月は・・・梅ですね！着物の世界では、四季を問わず着用できる、有職文様や四君子文様などという柄もありますが、かなりの割合で、季節の草花や自然を表したものも多いです。そして季節は先取り！が基本とされます。梅や桃の花といったものが描かれている着物はこれからの季節の着物ですね。花が咲き始める頃（若干前までが望ましい）までが着用できる期間というとても贅沢な着物や帯という訳です。ちなみに春の代表的な花であり、日本の国花のさくらは、枝が一緒に描かれているものは、同様の扱いとなりますが、花や花びらだけのものは、季節を問わず着用できるようになりました。故宇野千代さんは、桜の着物や小物を一年中愛用されたことで有名でした。ということですが、私にはそ～んな贅沢な着物は持っていません＾＾やはり、いつでも着用できるような柄や文様のものが多いです。

  2006年01月29日

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• 本日は・・・色無地で

  本日は、お教室の認定式がありましたので色無地と龍村の帯で参列しました。普段着として着る機会の方が多い私には、たまに着る色無地や訪問着などの礼装はまた別の意味で気が引き締まりますね！皆さんは、どういう着物を着用する機会が多いですか？

  2006年01月28日

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• 「高い！」と思いこんでいませんか？

  着物は高い！って思いこんでいませんか？確かに、着物は洋服や他の一般的な品物と比べると御値段的には一見高く見えますが、沢山の人の手によって生地が織られていったり、染められたり、仕立てられていく訳でして、その工程の細かさ等から判断すると割安なものも沢山あります。このブログを見て下さっている方はネット環境もあり、楽天のお手頃なお店もよくご存知ですから問題ないと思いますが、呉服は高い！高いほどモノが良い！と、有る意味洗脳がかった販売をする業者も残念ながら沢山あります。そして、不思議なことに、消費者側も、特に着物に無知な方ですと、それを鵜呑みにして、何十万、いや百万近いローンを組んでしまったりするんですね～。いやぁ、びっくりですよ。それだけのお金があったら、着物も帯も沢山買えますよね。確かに高級な牛首紬が５０万だったら妥当か、安い部類ですが、そうではなく、作家モノでもない、特徴のあまりない普通の訪問着が６０万、７０万ですよ！そう言う方ほど、「着物は高いからこの位当然よね」という感じなのですから・・・確かに品物によっても色々ですし、ホントピンキリですし、一概に値段だけでは判断できない問題ですが、高いからモノが良い訳ではない！のです。高くても、粗悪な品は残念ながらあります。粗悪なものでも、高く値段を付けてぼっているところがあります。また逆に良いモノを底値に近い、お店の儲けギリギリで売っているお店もあります。とにかく、賢い着物愛好家になるためには、沢山の品物を見て、相場を覚えることですね。町の呉服屋さんは敷居が高く入りにくいかも知れません。が、デパートは基本的にはセールでない限りは定価販売ですし、決してお手頃ではないものの、デパートというのは看板を背負っていますので、品質的には良いモノを扱っています。デパートで品物を見る目と、相場を知ることで、間違った商法に引っかかる危険は少ないと思います。インターネットでも呉服が気軽に買える時代ですが、品物が見えなくて不安ということもあるかも知れません。ショップによっては、先に品物を見て触ってもらってから購入するか決められるお店もありますし、インターネットでも信用が大事ですから、間違ったことは殆どあり得ないと思います。特に、楽天は、その辺りシッカリしていますので安心して買えると思っています。

  2006年01月26日

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• 正統派の着付

  今、若い世代からの着物ブームもありまして、アンティークものや、オリジナリティ溢れる着装も見られるようになりました。それはそれで良いと思うんです。着物の着方も単一ではつまらない、アレンジしたい、個性をだしたい！そういう若い世代の思いは、有る意味当然だと思います。ただ、もし機会があるならばいわゆる「正統派の着付」も勉強してみてください。いや、もし着付を習おうと考えたら、まずは正統派の、きちんとした着付を習って欲しいと思います。正統派って？と思うかもしれませんが、要は、フォーマルな席に出て行っても恥ずかしくない着付ですね。普段着なら、テキトーな着付でも良いと思うんです。が、ある程度のフォーマルな場には、そうはいきません。着物の場合、特にしきたりとか、決まり事が多くあるように感じられるかもしれませんが、外国でも、普段とフォーマルはきちんと決まりがあったり区別されていますし、フォーマルな場できちんとした着装と立ち居振る舞いができてこそ、立派なレディだと思います。やっぱりきちんと着られてから、今度は自分の体型や個性に合わせた着付を模索されていく方がより素晴らしい着こなしが出来ると思います。テレビに出てこられるような方でも、個性的な方は沢山いらっしゃいますが、大抵の方は最初から崩した着付をしていった訳ではなく、きちんとした着付から入っていき、個性を出されていった訳です。ちなみに、個性ある着方と、崩れているのは違います＾＾；

  2006年01月25日

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• 着付を習うこと

  私が着付を習おうと思ったのは、ほんのささいなきっかけ！？です。たまたま仕事が休みの日に、フリーペーパーで「2時間無料着付教室！」というのを見かけたからです。「ただで覚えてこれたらしめたもの！」ということで、出かけて行きましたが・・・全く訳がわからず？？？の世界でした。先生の言われる様にやってみても、頭の中が付いていかない・・・着物に関する用語は殆ど分からない・・・帯なんて全然体に巻き付かない。2時間終わって、なんだか頭も体も疲れてしまったのです。って、今まで興味関心もなかった世界に飛び込んだ、20歳そこそこの娘でしたからね～。もちろん、教室側の狙いは、これで入学してもらうことでしょうからその戦略に見事にはまった訳です。当時はインターネットもなく、情報の比較なんて出来ませんでした。だから、もう他と比べることなく、入学したのです。かかった費用は高かったです。はい。（正直に申します）でも、とても役立つ技術を沢山習得しまして、ここで学んで良かったと思いますね。ちなみに、私の通っていた学院も高いですが、それ以上にお金がかかる学院が沢山ありますね～。私でさえびっくりした程です。習っていた当時は、大体子育てがある程度落ち着いた30代半ばくらいの主婦の方が多く、年配の、祖母と同じくらいの方も沢山いました。夜のクラスですと、会社帰りのOLさんもいらっしゃいましたね。今、インターネットが普及しまして、情報が瞬時に得られることと、着物に関する情報も沢山ありますし、立派な本も沢山出ています。お陰で、着付学院関係は、非常に苦しい状況ですね。従来の花嫁修業的なやり方は通用しなくなってきています。確かに、着付の手順なら、インターネットでも本でも見てその通りに行えば出来るでしょう。ただ、それで正しいかどうかは、当人もわからないまま自己流となっていくのでしょう。でも、ここ数年、若い人に着物のブームが起きていますし、着物が見直されています。とても嬉しい兆候だと思います。必要以上のお金をかけなくとも、プロとして通じる技術を教えたいと教室をやっています。もしかしたら、誰でも着物が着られる時代が来るかも知れませんが！？その時に正しい着物の知識、伝統的な着物を伝えられるように日々精進し、後世に伝えていくのが私の使命だと思っています。

  2006年01月24日

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  雪の日のお出掛け

  多分、よほどでない限り、雪の日に着物でお出掛けということは皆さんなさらないと思いますが・・・私は仕事柄、やはり雪でも着物で行かなければいけない日があるでしょう。（幸い、今までにはそういうことはありませんが）私も生徒さんに「いつ雨が降るか分からないから、雨の支度だけは早く用意するように」とお話していますが、考えてみたら自分の雪支度は不十分でした。足元は、手持ちのネル足袋に足袋カバーでいけるでしょうが、草履は滑ります。ということで、買ってしまいました！防寒草履～滑り止め付き～本当は雪が降る前に用意すべきでしょうが、でも、こういう雪の日に思い出したので、これからの為に用意します。でもね、同じように慌てて雪支度する方っていらっしゃると思います。既に別珍足袋とか防寒草履も売り切れのお店もあるようです。洋服も同じで、子どもの話で申し訳ないのですが、数年前、雪が降って、その時に手袋を持っていないことに気が付いて買いにいきましたら、やはりもう店内には何も残って居ませんでした。お店の方にも「やはり雪が降ると直ぐ売れてしまいますし、その後の入荷はないと思われるので・・・」ということで、それ以来、早い時期に手袋や帽子を用意するように心がけています。が、自分が未だでした＾＾今日、頼んだ草履、早く届くのを楽しみにしています♪防寒草履 黒に朱赤

  2006年01月21日

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  防寒対策！

  着物って・・・寒いイメージがありませんか？洋服のようにモコモココート着ないし。重ね着も限度があるし。夏は逆に暑いイメージだったりして。冬の着物。正絹は暖かいですよ♪室内で着ているには丁度良いでしょう。暖房なくても。（もちろん場所にもよりますが）でも、外を歩くと風が冷たく、衿もと首周り、袂から入ってきます。袂は、羽織やコートを着れば多少は大丈夫ですが、衿元の風だけは・・・となるとショールが必要ですね。ちなみに、袖口の防寒対策にはアームカバーという手もあります。着物の上にコート羽織っても寒いというときは、私の場合、肌襦袢の上に補正着なるものを重ねてみたりしています。お客様でも、やはり寒い時期はババシャツ系を着用したいとおっしゃる方もいらっしゃいますが、ババシャツ系は衣紋から覗いて見えてしまうので注意が必要ですね。足元にスパッツも手ですね。そして寒い足元！私は裏起毛の足袋をこの時期は愛用します。今年は別珍の足袋も人気がありますね！昔は別珍や裏起毛の足袋も冬場はよく見かけましたが最近は街中の呉服屋さん程度では扱っていなかったりします。なので、このあたりはネットが大活躍です！あとは、爪革のある下駄や草履を履いても暖かいでしょう。ちなみに冬場はコート類を着用されると思いますが、最近は羽織も人気が出てきました！（一時は下火だったんですけどね～）羽織は、室内でも着用OKです。羽織の上に道行きなどのコート類を羽織ることも可能ですから、羽織って、便利なんですよ～。雪国の方、良ければアイディアや工夫を教えてくださいね♪老舗足袋メーカー 白鹿足袋謹製別珍足袋（ピンク）別珍足袋は色も豊富！まねきや足袋「麗（うらら）ネル裏」お買い得！私も利用しています♪　まねきやさんのネル足袋防寒草履 濃いグレーに赤防寒用の草履も種類が豊富！でも季節柄売り切れも多いのでお早めに。

  2006年01月20日

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• 着物のお誂え

  着物って、基本的にはオートクチュールです。反物を買って、裏地も買って、自分のサイズを測って貰って仕立てます。なので、お誂えの着物は、自分にぴったりしているのでおはしょりの調節等も楽にできるはずです。が、もし、あなたが着付を習っているとか、お茶を習っているなどということであれば、それは仕立ての際に伝えると良いです。お茶の方は、立ったり座ったりの動作が楽なように、着付ならば、おはしょりが丁度良い具合に出るように工夫します。ただ、それもわからないお店も沢山あります。採寸しても、それが正しいとは限りませんし、下手なお店では、失敗もありますし、下手な仕立屋さんでもサイズの狂いはあります。という私も、失敗の経験があります。当時、20代前半の私は、クレーム付けることが何だか申し訳なかったりして言えませんでした。（今なら問題なく即クレーム付けるでしょう）長襦袢は、繰り越しが十分に取られていなくて衣紋が詰まってきてしまいます。今はお陰様でどんな場合にも大抵は対処できる技術を身につけましたので、ちょっとの工夫で着られますが。もう一つは、採寸したのに、やはり身丈が短く、おはしょりもでない・・・これは、他にも問題あって気に入らなくて、古着やに売ってしまいました。どちらも、馴染みのお店でもなく、通りがかりでした。大事な着物ですから、誂える時には、シッカリとコミュニケーションを取ること、出来る限りこちらのお話を伝えることが大事だと思います。ちょっとした雑談からも、お客様の趣味や好みがわかるので、そういう情報も大切なんですよね！今、インターネットでも着物が買え、誂えることが出来る時代ですし、これから需要が増えると思います。お店側としては、情報は少しでも多いに越したことがないですので、ただ、フォームにある内容だけを書くのではなく何でこの着物を買うことにしたのかとか、どこが気に入ったとか、どういう風に着こなしたいだとか、一言二言書くと良いと思います♪

  2006年01月19日

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• 着物のなれの果て

  先日、着物のお話したときに、ちょこっと触れましたが、正絹の着物の辿る道について、お話しましょう。って、ちと大げさですが、まぁいわば「リサイクル」のお話です。正絹の着物は、手間暇掛けて作られ、晴れ着となってやってきます。そして、洗い張りして仕立て直したりしながら、母子３代に渡って着られるのです。（もっと大丈夫だとは思いますけどね、状態にもよりますし・・・）もちろん、途中で飽きたら、色を染め変えたり、八掛の色や柄を変えたりしていきます。染め変えですが、実は、これも反物の状態といいますか、絵付けの方法によっては、一旦白生地に戻してから色をかけたりできるので、場合によっては、無地を小紋に染め変えたり、小紋を別の柄の小紋に染め変えたりも可能です。そして、シミが付いてしまうことも多いでしょう。染み抜きで落ちればいいですが、落ちないこともあります。そうなると、着物を、今度は長襦袢に仕立て替えて着ることも出来るのです。生地の擦り切れが気になる場合等でしたら、コートに替えて裾を切ってしまったりということも可能ですね。こうやって元の姿を変えながらも、お蚕さんの生んだ繭から紡いで織った正絹の反物は末永く活用出来るのです。まぁ最後、ボロボロになったときには、赤ちゃんのオムツになったり雑巾となるでしょうか。でも、そこまで使えるのですから、お蚕さんも満足でしょう。これが正絹の良さなんですね！昨今の技術の進歩により、今はポリエステルの着物も沢山登場しています。が、ポリエステルは安価ですし、今は正絹に近い風合いのものもありますが、このように染め変えたりすることは出来ませんし、オムツや雑巾にもなりません。水分吸収が悪いですからね。そういう意味では、使い捨てになりやすいので、リサイクルと言われている今の世の中では、正絹の着物が一番のエコ商品のような気がします。最近は、着物を着られない方も増え、留袖をドレスに作り替えたりということも流行っていますね。私達から見ますと、非常に勿体ないですが、それでも処分されてしまうことを思えば、着ないよりは姿を変えてでも、洋服として着てもらったほうがお蚕さんは喜ぶでしょう。また着物のリサイクルショップも増えていて、人気がありますね！ココで扱う商品は、ほぼ全て正絹です。ポリエステルは対象外。つまり、無価値ということになるのです。ポリエステルにはポリエステルの良さがあります。気軽に着られる、安価で手に入れやすいこと。雨の日でも気軽に着られること、など。だから否定はしません。あなたはどちらを選びますか？

  2006年01月18日

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• 初めての着物体験

  私は小さい頃から、気が付いたら着物を良く着せられていました。そう、自分で選んで着た訳ではなく、親に着せられていたのですね。もちろん、今思えば、それがとても良い経験になり、今の私があるための第一歩だったのかも知れません。七五三はもちろん、お正月にはウールのアンサンブル等も着せられていましたね。７歳の七五三の時の着物は、クリーム色の生地に、お人形さんの絵柄の小紋です。これは肩揚げ、腰揚げ解いて、２０歳前にも何度か着た覚えがありますね。あ、中学３年だったか、高校１年の頃だったかあやふやですが、当時の同級生と鎌倉に初詣に行ったことがあり、その時もこの小紋に文庫結びでした。が、何せ母が着付けたもので、電車に乗っているうちに文庫が崩れ、鎌倉の駅で、通りがかりの方に直して貰ったことがありました。その時、「へぇ～、着付とか帯って、簡単に直せるモノじゃないのにスゴイ人もいるものだ！」と思ったのです。確かにそうですね。恐らくその方は、３０代前半だと思われましたが、何処かで着付を習われた方だと思います。やはりそう簡単に文庫結びを直すなんて出来ないと思います。この後、１回着用し、２０歳になったので成人式のために振袖を誂えてもらいました。当時の私は、着物よりもお小遣いで１０万でももらった方がずっと嬉しかったですが、もちろん、この振袖は今も袖を詰めており、訪問着として着用していますし、この時にこの振袖を着て気に入ったために着物の道に進むことになった、大事な一枚でもあります。と、話は戻りますが、七五三の時に誂えた小紋ですが、何かのシミが付いたようでそれを母は長いこと箪笥にしまいっぱなし（－－；今度は姪の七五三に直して着せたいと言っておりましたが、もう古いシミで、専門店に出しても無理だという返事で、でも勿体ないので、これは長襦袢として直してしまいました。昔は着物を着古して、長襦袢にしたり、そしてゆくゆくは赤ちゃんのおしめになったりと最後まで無駄なく使われていました。この着物のリサイクルのお話は、また次回にとっておきますが、小さい頃の着物体験の数々は、今の私の貴重な体験であったと感謝しております。

  2006年01月16日

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• 少しづつが楽しい♪

  今週は、お仕事お休みです。来週からまた忙しくなります。来週は初等科試験を控えた生徒さんの特訓と試験もあります。着付を習う時、ただ手順を習うなら、何も教室に通わなくても出来るんです。（私のようなぶきっちょさんだと難しいかもしれませんが＾＾；着付を習うって、手順を教えるのみならず、本では書けないようなコツもそうですが、着物の所作、知識、様々なお楽しみもないとメリットがないですよね。また、ただ手順を追って着られるようになったとしても、１時間もかかって着ているのでは現実的ではありませんし、私達は、時間がかかると余計に着崩れするので、スピードも要求します。試験は時間との勝負です。が、これを乗り越えると、ものすごい成長があります。自信もつきます。なので、ただ何となく着物を着るのではなく、時には切羽詰まってみるのも良いものなのです。～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～HP、少しづつページも増やし、トップの画像もちょこっとだけ変えています。この、少しづつの作業しか出来ませんが、それが楽しいかも♪徐々に完成していくので、乞うご期待！？

  2006年01月14日

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• ・・・疲れてます

  ゴメンナサイ、タイトルからして。一月は仕事でバタバタしていたところがやっと一段落。でも、それと同時に子ども達の学校と幼稚園が始まりバタバタです。かえって疲れたかも（＞＜；ということで、今日は更新も未だ。ゴメンナサイ。仕事関連のネタでいえば、私は土日祝の大安や友引が繁盛します。やはり既に２月以降も、大安の土日祝は予約が入っています。３月になると卒業シーズンで、袴や謝恩会関係も入るでしょうか。またバタバタシーズンになりますので、その前に少しづつHP充実させたりしたいと思います。

  2006年01月11日

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• 成人式！

  本日は成人式。幸いお天気で良かったです。雨だとか雪だと・・・想像しただけでも悲惨ですからね。過去にもニュースで見ましたが、２０歳のお嬢様方は着物に慣れていませんし、高価な振袖が台無しになることがあります。さて、本日はこのお正月最後の！？お仕事。私のような個人の着付師の所には、成人式の依頼は滅多にないですが、今年は１件承りました。大体、美容院で成人式のコースを申し込まれたり、あるいはレンタルで着付がサービスだったり、色々ですけどね。呉服屋で着付けてくれる場合もありますが、呉服屋さんの店員さん全てが着付が出来たりする訳でもありませんし、きちんと勉強された方って、少ないかと思いますが。本日のお嬢様は、お母様のお召しになった振袖です。着物は親子三代、着られます。大事にされていてスゴイです。二枚お持ちで、色柄的には、もう一枚の方をと考えられた様ですが、残念なことに、衿元に変色があり、隠せませんので諦められました。こちらもレトロで素敵でした。が、もっと素敵な、紅型の振袖をお召しになられました♪紅型は、沖縄の染め物ですが、あでやかな色柄が特徴で、やはり若い方でないと着られない色柄が多いです。しかもかなり高価ですからね！でも、２０歳の振袖として相応しいと思いました。が、本当にモノも良くて、絹の重みがずっしり。生地も厚くて、しっかり紐かけないと崩れます。シッカリとした衿芯を入れてあるのに、衿が負けてきます。着付師泣かせのお品物でもありました。今年の帯結びは、お太鼓系が流行と聞いていましたが、電車で見かけた方々、やはりお太鼓系でしたね。お太鼓系の代表的な帯結びはふくら雀ですが、ふくら雀の方は、私は見かけませんでした。ふくら雀は帯結びの基本を押さえないと出来ない、結構技術が必要な割に、好まれませんね（＾＾；皆様、大体着物をお召しになったことがないので、成人式はマナーとか着物の扱い的にはとっても品のないこともありますが、着物デビューですから、暖かい目で見守りつつ、着物のたもとの扱いやら、身につけて欲しいと思いました。それと同時に、実は成人式の着付で着物の好き嫌いが分かれることも多いのです。という私は、成人式で着て歩いて、意外と楽だったのでそれからはまったのですが、逆に成人式にギュウギュウ着付けられて苦しかったから着物は嫌という方も多いのです。まぁこれに懲りずに、着物に触れて欲しいですね！ガンバレ、新成人。

  2006年01月09日

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• 本日も、お仕事！

  本日もお仕事三昧です。私の場合、出張でやっていますので、移動であちこち。今日は一件の振袖着付け、その後午後から生徒さんのレッスン１コマ。これだけ充実していると、私もやり甲斐があり、楽しいです♪さて、明日は成人式です！ガンバリマス。

  2006年01月08日

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• 未だなのに・・・

  よくこのHP見つけて下さる方がいるものだなぁと感心しております♪コメント下さった方々、本当にありがとうございます。励みになります。ちょっと私生活も仕事も多忙な時期で、本当に少しづつのアップしか出来ないのが心苦しいです。まぁ最初から完成のものを出すっていうのが無理がありますけどね。実は他でもブログを書いていまして・・・そちらも更新しなければいけないし、それだけでも忙しいのですが、楽天の方が自分で応用が利くので楽しいかも知れませんね！ということで、今日も仕事頑張って来ます。

  2006年01月07日

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• まだまだです

  今、あれこれいじりながら設定しています。まだまだ思うとおりになりませんが、気長にお待ち下さい。今週末も出張着付が沢山！お客様に会って笑顔を頂き、着物美人に仕上げられた時は何よりモノ喜びです。風邪引きだけど、ガンバリマス☆

  2006年01月06日

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• はじめまして！

  着付師・着付講師の大和撫子です。日々の事、着物の事を綴ってみたいと思います。どうぞ皆様、宜しくお願い致します。

  2006年01月05日

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