私の秘密その1
私はこれでも一応日本の短大などを卒業してます。その後、アメリカの大学に編入したんだけどね。で、勿論、短大と言えば卒業式。(え?)卒業式といえば袴。袴といえばハイからさんが通る。ハイからさんといえば矢絣(やがすり。字あってる?)の袴。ってことで、この私も一応、人間らしいことを、と思い、レンタル袴屋さんに行きました。渋谷の。そこには沢山の着物と袴があり、そして勿論矢絣も。しかし、何故か、矢絣を見たとき、そんなに着たくなくなって、普通の色の着物と袴にしました。それも今、考えると膨張色。薄い鶯色の着物に小豆色の袴。何故?20代の私のバカ。着付けをしてくれた二人のおばちゃん、着物を着た私を見て、一言。「あら、立派よ」おばちゃんたら、綺麗よ、でも、素敵よ、でも、似合うわね、でも無く、立派よ。傷つきました。一応、20代だし。でも、今、卒業式の写真を見ると確かに立派な人が。その頃の私、肩ぐらいの髪の毛にソバージュっていうか、パーマをかけてたので、こう、なんていうか、全体的にでかい。確かに立派だ。おばちゃんは正直です。って言うか、つのだ☆ひろ、かと思った。つのだ☆ひろが袴を履いてた。ということで私の短大の卒業式の写真は永遠に封印されたのでした。そんな私の青春の一ページ。風に飛んでけ!