ベースアップの行方は
自動車関連企業の労組の集まりである自動車総連の相原康伸会長は14日、東京都内で記者会見した。2015年春闘の交渉状況について「ベースアップ(ベア)6,000円要求と(経営側の回答と)のギャップは払拭できていないが、デフレ脱却には一定の理解を得ており、前進している」と、交渉の手応えを語った。総連によると、傘下1060組合が平均5,904円のベアを要求している。業績が堅調な自動車メーカーに加え、部品メーカーや販売店の労組の大半が、前年を上回る要求を掲げた。昨年は1043労組が平均2,963円を求め、728組合が同1,161円の回答を得た。相原会長は「格差是正が最重要課題」としたうえで「まず大手の組合が高額を獲得し、中小組合の水準引き上げにつなげていきたい」と述べた。(3/14 毎日)電機連合は3,000円で落ち着くとの見方も出ている。やはり要求金額に無理があったか。UAゼンセンでは、すかいらーくが満額回答で牽引するかと思いきや、後が続かない。弊組もかなり厳しい交渉が続いている。