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カテゴリ:カーライフ
『いつもカタログ見てるみたいけど、車買うの?』
食堂で、後輩さんと二人でランチを食べていると、突然声を掛けられた。 病棟の主任だった。 おいら:「えへっ、買えたら良いんですけどねぇ。」 主任:「へー、ついにあのボロい車をやめるんだ。」 なんですと?ボロいですって???? 聞き捨てならないなぁ!!! おいら:「ボロくないですよ!まだぜんぜん元気なんですよ、おいらの愛車は!」 主任:「そう?だってもう20年くらい経ってるんじゃないのー?」 おいら:「失敬な!!まだ16年です!今度が17年目なんですから!」 。。。。んとに、主任とは車の話なんてしたことなかったのになぁ。 まさか、そんなこといわれるなんて。 ってか、おいらがいつも食堂で車のカタログ見てたの、知ってたんだぁ。 と、今度はせっかち先生が食堂に登場。 ちょうど朝、病棟の廊下で逢った際、お話したんだった。 そう、先週せっかち先生の愛読書であるカー雑誌を二冊借りたんだ。 それはすぐ次の日に返却したのだが、せっかち先生にはお礼を言えていなかった。 お礼を言って、先週ついに外車ディーラーデビューした話をし、 『外車も素敵なんですよー。迷いまくりです!』 なんて話したもんだから、食堂で相変わらず車のカタログを見ているおいらを見つけるなり、 せっかち先生:「あ、これですか?」 おいら:「そーなんです。これ、かっこよくないですか?」 せっかち先生:「あー、良いですねぇ。うんうん。」 おいら:「ですよね、しかも、マイナーチェンジ前の在庫車だと50万円も安くなるらしくって。」 せっかち先生:「はー、○万円ですかー。良いじゃないですか、これにしましょうよ。」 ・・・簡単に言わないでくださいよ!!! せっかち先生:「決めちゃいましょ!買っちゃいましょ!」 せっかち先生、ひょっとして、どっかのディーラーのまわし者ですか!? 勧めすぎですから!!! すると、今度は、セクスィー先生が食堂に。 入ってくるなり、おいらと後輩さんのテーブルに来て、『ほれ!』とあるものを手渡された。 ああ、これは先週セクスィー先生に貸した新車のカタログだ。 おいら:「あ、取りに行くの忘れてた。わざわざありがとーございまーす。」 そうそう、『返してね!』って言っといたんだった。 セクスィー先生は、『え?くれるんじゃねえの?』って思ってたらしいけど、どれにするか 決めてないんだから、まだカタログはあげませんって。 と、先週行った外車ディーラーのカタログを見てご満悦のおいらの背後から、 セクスィー先生:「その外車は似合わねぇだろ。」 おいら:「何だとー?営業さんが『こっちが合いそう』って勧めてくれたんだよ。」 セクスィー先生:「だって、イメージ違うだろ。自分の好きなタイプじゃないだろ、それ。」 おいら:「そんなことないやい。なかなかスポーティーでハイスペックだったもん。」 セクスィー先生:「だったら、それに決めたのか?」 おいら:「そんな簡単に決まんないやい。迷宮だもん、いろいろありすぎて。でもこれって 決め手がなくて。。。」 セクスィー先生:「もう、今の車にず~っと乗ってろ。」 ・・・・そりゃ、チェイサーくんは好きだけどさ、せっかく新しい車を買う気になってるんだから、 もうちょっと考えたって、迷ったって良いじゃんかーーーっ! セクスィー先生:「あー、だったらもうGT-Rとかにしたらどうだ?それか、Zとか!」 ・・・・予算があるんだ!予算が!!! おいらが薄給の事務員だということを忘れないでくれ!!!! もう、みんなして、好き勝手言うんだからぁ。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年07月19日 22時13分36秒
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