木村　真章（きむら・まさあき）のゴチャまぜ「コラム日記」

第９１回　全国高等学校野球選手権大会の決勝戦！
日本文理高校（新潟）対中京大中京高校（愛知）の一戦です。
中京大中京高校が、１０対９で辛くも逃げ切って優勝しました。
優勝おめでとうございます☆
５回までは２対２で、どちらにも流れが行かないような拮抗した試合展開でした。
しかし６回裏に中京大中京が一挙６点を挙げて、一気に有利な展開になりました。
７回表に日本文理が１点を返せば、その裏に中京大中京が２点を挙げて突き放す！
中京大中京が日本文理に、とどめを刺したかのようでもありました。
しかし、９回表にたいへんなドラマが起きました☆
２アウト無走者から、驚異の粘りの猛攻でした☆
特に９回の日本文理は、井端 弘和（中日）、赤星 憲広（阪神）ばりの粘り強い打者が多かったです！
粘りと積極性が噛み合って、一挙５得点を挙げました♪
中京大中京の三塁手が目測を誤りファウルフライを取れなくて最後のアウトを取れず、その時の打者が死球で出塁した場面もドラマチックに感じました。
後半にワンサイドゲームになりかけた試合で、９回に２アウトから５点を挙げて“あわや”のところまで行ったので、興奮して感動しました！
最後の打者がサードライナーで決着しましたが、打った瞬間は「同点！」と思いました。
“野球は２アウトから”と言いますが、その言葉を見事なまでに体現してみせた日本文理の戦いぶりは素晴らしかったです☆
できることなら両校優勝にして欲しい気持ちになる好ゲームでした☆