四国お遍路旅四日目 (24番~27番)H16/10・28
4日目の後半、ようやく(修行の道場)高知に入りました。徳島最後の薬王寺から走ること約2時間、室戸に入りました。先方に青年大師像が見えて来ました。この奥に空海修行の地[御蔵洞・みくろど]がありますが、何故か先に進みました。土佐最初の札所 最御崎寺(ほつみさきじ)は室戸岬の頂上にあります。此処で徳島からの中年紳士と出会いました。同じ車遍路で今後数回に亘って簡単な挨拶を交わすことになります。車遍路の出会いも一期一会ですね。例えが悪いのですが、小生の入院中に相部屋だった方々に対する親近感であります。もう会うことも無いと思うのですが・・参拝後、岬側の灯台を見学して来ました。目の前で見ると、かなりの迫力でした。土佐湾沿いに進むと室津港近くに津照寺(しんしょうじ)があります。まさに港町の中で、駐車場が良く分からず、狭い道路に路上駐車しました。石段は125段ですが急勾配で結構辛い往復です。26番金剛頂寺は山の上にあり、振り返ると絶景でした。27番 神峯寺(こうのみねじ)まで、30KM。土佐の関所寺で、此処も山の上に在ります。駐車場からまたまた石段を登って行かねばなりません。参拝後、雲行きが怪しい為、明日に備えて売店で菅笠を買いました。ビニールのカバーも付いていて、雨の日は着けると、しみて来ない按配です。既に夕刻で今日はここらで泊まり。売店の人のお勧めで民宿かとりへ。 17時前頃の到着でした。感じの良い若い男性が出迎えてくれ、まずは金剛杖を拭いてチェックイン。和室の一人部屋でした。まずは風呂に入り(結構広い風呂でした)、疲れを取ることにしましたが、此処は、遍路客と一般客が半々と言った感じでした。夕食は併設のレストラン。ビールが五臓六腑に染み渡るといった所ですか・・さすがに遍路客には肉料理は出てきませんが、なかなかの料理でした。早々に部屋に戻り、明日の巡拝ルートのチェック後、就寝。