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カテゴリ:学び
100歳の精神科医・秋元波留夫先生の
気魄のメッセージを聞きました(写真)。 2006年9月9日、障害者・患者9条の会結成1周年集会の会場です。 昨日紹介した福沢諭吉が亡くなったのは20世紀のはじまった1901年(明治34年)。 秋元先生が生まれたのはそれから5年後の1906年(明治39年)です。 20世紀を生きてきた精神科医は、 なぜいま、憲法9条を守り抜かねばならないのかの根拠を、 「天皇中心の神の国、大日本帝国」が遂行した15年戦争で蒙った障害者、 とりわけ精神障害者の災厄を事実に基づいてあきらかにすることであり、 あれほどの猛烈な抗議、反対にもかかわらず成立された 障害者自立支援法の背景には 莫大な国費(3兆円)の負担を迫られている在日米軍再編計画の実施が、 日米安保条約が今も存在している事実によるとして、 憲法9条を守るために、日米安保条約廃棄を!と強く訴えられました。 その圧倒的な迫力に、私はなんどもうなずきながら、涙があふれました。 握手していただいた手はとてもやわらかく、 いただいたサインにはわたしの名前に「学兄」とありました。深く深く感謝です。 きもちのいい集会(報告は後日ホームページで)の後、 事務局メンバー10名でファミレスでご苦労様会。 それが急遽わたしの誕生日のお祝いの席にもなりました。 誕生日を大勢で祝ってもらったなんて、生まれて初めてのこと。 正直、こそばゆい感じだけど、秋元先生のまだ半分。 求められる課題を一つ一つ実現していけるよう精進してきたいとおもいます。 (相撲取りみたい(^^;)) それにしても、こうしたとりくみをいっしょにつくれる仲間たちと、 友情を深めながら同時代を生きていることのうれしさ。 ひょっとすると幸福とはそういう時間のつみかさねなのかもしれないね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月10日 01時33分03秒
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