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カテゴリ:世情
今日の朝日の35面「家族」。
「ある女優からの手紙」は、別の面にも続いていた。 今日がある---。 こんな当たり前のことが私たちにとっては、幸せです。 開いてある窓辺の本が そよ風でページがめくられるような何げない毎日。 幸せなことです。 37歳で死んだ父。 約束した進学をあきらめ、地元の実業団のバレーボールを選び、 月10万円の手取りのうち、7万円を貯金した長女「真紀」。 その後、3歳違いの弟と東京で暮らしながらお互いを励ました。 弟は結婚し、女の子ばかり3人の子どもに恵まれた。 おととし、弟が胃ガンとなり、全摘。 そして、昨年、ガンは脳に転移した。 「桜がきれいだから、缶チューハイを買って 知らない公園で飲んでる。 お姉ちゃん、これが夢ならいいのになあ」 再入院して1か月。5月に弟は36歳で亡くなった。 「最期は、私がみとりました」 「父が、弟が、心の中にいます。残された弟の家族は、 私の、私たちの大切な家族です」 女優・江角マキコさんの手紙に涙が出てとまらなかった。 写真は、ミヤコワスレ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月20日 23時32分22秒
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