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カテゴリ:世情
「きょうされん」って知ってますか?
全国の共同作業所の連絡会なのですが、今年結成30周年なんです。 12月21日に東京のビックサイトで結成30周年記念の全国集会を 開くのですが、 その目玉企画が「みんなの主張コンクール」。 「青年の主張」のきょうされん版ですね。 この時期、全国のブロック地域で、本選代表を選出する選考会が とりくまれています。 わたしは南関東(東京、神奈川、山梨)の作文予選で 選ばれた16人のみなさんからたった一人の代表を選考する、 とっても苦しい役でした。 選考委員は他に筋ジス協会やてんかん協会、作業療法士協会の 役員のみなさん、選考委員長は女優の石井めぐみさんです。 (知ってる人はわが同世代かな・・・。とても気配り上手な、 素敵なお母さんです) 選考はなんとか終わったのですが、 表彰式のときに選考委員として発言した一言をメモします。 (いつものことではあるのですが、思っていることの半分も 表現できなかったので、ここに書きますね(^^;)) わたしは、ことばの力を感じました。 生活の中の具体的なことばは、人のこころにひびくんですね。 先日辞めてしまったエライといわれていた首相は 「美しい国」とか「愛国心」とか言っていましたが、 抽象的なことばは伝わりません。 ところが、生活の言葉には力がある。 たとえば、今日とてもこころ動かされた発表者のことばを 読ませてください。 サービスというのは、自分で食事ができるのに食事をさせてもらい、 洋服を着られるのに着させてもらう等々、 自分でできることに手を貸してくれることだと思う。 「その手助けがなければ病院にも行けない」ことはサービスではない。 これは人間らしく生きる最低限の権利だと思う。 すばらしい哲学のある、こころを動かす、言葉ですよね。 こうした場に、みなさんといっしょにいられて、本当にしあわせでした。 ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月29日 00時39分07秒
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