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カテゴリ:おもいで
このブログで書いていた、かつての思い出多い勤務地。
そこを異動して、数年後、また異動でここに戻ってきた。 その頃の思い出。 そのときは、立場がかわっていたので、近所の方たちとの 関わりも、より多くなった。 とかく保育施設はいいこと、そうでないこと、 近隣の方といろいろな関係が生まれる。 そう思うと、私は本当に温かい方に恵まれてきた。 助けられることばかり。 落ち葉の季節になると、前の道路も園のイチョウの葉で 黄色くなる日々。 きょうも掃き掃除に行かなくっちゃと思いながら外を見ると すでに近所のおじさんが掃いてくれている。 いつもすいませーん、と飛び出していき、お話しながら一緒に掃く。 そんなことがよくあった。 園のびわがたくさんできているのは嬉しいけど、 木が大きくなりすぎて収穫が難しそうだなーと思っていると、 そのおじさんが、子どもの頃から木に登ってびわ獲りしてたから まかせとき、と笑顔で。 収穫にきていただく予定の時間、そろそろ来てくださるかな、 と思いながら事務所の窓からビワの木を見ると、 え、枝が揺れている! おお、おじさん!いつのまに。 おじさんがそばの枝にひっかけているスーパーの袋には もうすでにかなりのびわが入っておりました。 本当にお猿さんのような・・・(おじさんごめんなさい) 大量に収穫していただき、 お世話になっている関連施設にもお届けしたりして もちろん、子どもたちとも楽しく食べることができて ホント、楽しかったな。 このおじさんご夫婦には、本当にお世話になった。 まだまだあるので、書いていこうと思う。 おじさんは、この数年後、私がまた他の園に異動になった後 病に倒れ、もう二度と会えなくなってしまった。 いつも笑顔笑顔で園を見守り、力になってくれたおじさん。 あちらの世界でも、相変わらずあったかいんだろうなー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年09月29日 11時20分33秒
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