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カテゴリ:生活
ふっー。
今、思い出してもガックリする。 さて、気分を変えて次のお題。 「疑っちゃ悪いけど・・・・」 金曜日のこと。 カミさんと昼飯を食べてたら、玄関に人が来たようす。 カミさんが玄関へ。 直ぐ戻ってきて、「おとうさん、瓦がずれてるんだって」 「あっ? なんや~?」と言いながら、おっさんは玄関へ。 そこには、職人さんらしき格好のお兄ーちゃんが立っていた。 年は30代前半だろうか。顔はちょっと濃い感じでナイスガイって感じ。 <おっさん、いまどき「ナイスガイ」って・・・> おっさんとお兄ーちゃんとの会話。 会話は方言でしてるけど、ちょっと共通語に直してるぞ。 お兄ちゃんは普通の表情で(笑顔なし)、 「あっ、こんにちわ」 「余計なお世話やとおもいますけど、 お宅の屋根の瓦が4~5枚ほど浮き上がってるのを見たもんで、 ちょとお知らせしようと思って」 「私、今お宅の下の方で仕事をしてた瓦屋です」 「うちの瓦ですか?」 「はい。ちょっといいですか?」 と言って、お兄ーちゃんは外へ。 おっさんもお兄ーちゃんの後から外へ。 「ほら、二階の窓の上の瓦が4~5枚浮いてるでょ。」 んー確かに。 4~5枚の瓦が、他の瓦とは違う感じになっている。 「今はちょっと浮いているだけやけど、 今のうちに直した方がいいですよ。 強い風が吹くとめくれっちゃうから。」 「知り合いに瓦屋さんいらしゃるでしょ?」 「ああっ。ありがとう。そうするわ」 と返事をしたら、そのお兄ーちゃんはスタスタと歩いて行った。 おっさんは家に入り、昼飯を食いながらカミさんと、 「確かに4~5枚浮いてたな」 「どうするかな~」 「○○さんに直してもらったら?」 注釈:○○さんとは、我が家を建てた建築屋さん。 「ほやな。そーすっか」 食事が終わり、タバコを吸ってたらカミさんが、 「おとーさん、さっきの人が来たわよ」 「んっ?さっきの瓦屋か?」と玄関に出てみたら、 「こんにちわ」 「缶コーヒーを買って帰えって、親方にさっきの話しをしたら、 『もう直ぐここの現場は終わるから、直してもいいぞ』って言ってくれたんですけど・・・」 とお兄ちゃん。今回も笑顔なし。 んっ??。 これは好意か? ○○さんに頼んでも、すぐに直してくれるか分からんしな~。 と思ったんで。 「いくらぐらいで直してくれんかね?」 「2万でいいですよ」 2万円? ん~。 小さい事でも業者に頼むと、すぐ○万円くらい費用が掛かるのは承知だが、 知らないお兄ちゃんたちを、我が家の屋根にあがらせる事に不安を感じたおっさんは、 「そっか。でもいいわ。」 「やっぱ知り合いの瓦屋に頼むから。」 「ありがとうね。教えてくれたことは感謝してるわ」 と断った。 その後○○さんのとこへ電話し、事務の女の子に瓦の直しを頼んだ。 幸いにも翌日職人さんが来てくれて、直してくれた。 屋根に上がったなと思ったら、直ぐ降りてきて、 「終わりました」 「えっ? もう終わったの?」 「ええ、ずれてるだけですから」 「・・・・・ありがとう」 やっぱ、あのお兄ちゃんに頼まなくて正解だったのか? ○○さんとこから請求が来るのか?来ないのか? 請求が来たとしたら、金額は? 結果は果たして???? あのお兄ちゃんは、一体なんだったんだろ? 新たなリフォーム詐欺なんだろうか? 営業スマイルが一切無かったので、今でも信じたいんだけどな。 我が家は、おっさんが居たからお兄ちゃんに頼なかったんだけど、 女性だけとか老人だけの家の場合は、頼んじゃうんだろうな。 いやいや、このお兄ちゃんが悪い人だと決め付けてるわけじゃないんだぞ。 瓦が浮いていたことを教えてくれたことには、ほんと感謝してる。 疑っちゃ悪いよな。 でもやっぱ、ちょっと疑うよな~。 どお思う? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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