ビビって帰りました。。。
皆さん、こんにちは~今回の旅行は楽しいけど、怖かったです。どうしてと言うと、おじいちゃんが大変だったのです。今回行ってきたのは「清静農場」と日月潭です。「清静農場」は山なので、台北より寒いです。温度差が大きいせいもあって、リゾットの朝食を終えた後にすぐ車に乗り込んだおじいちゃんに異変が。。。そう、車酔いです。二回吐いたし、そして眩暈。。。おじいちゃんは助手席に苦しそうに母にこう言ったのです。「わしの通帳と印鑑はOOにしまっておいたからなぁ~」は?今なんて言ったの?遺言?「そんなに悪いの?」って母が心配でしょうがなかった。「あぁ、苦しいよ。日月潭までに持てるかどうかもわからねぇ。」顔は本当に苦しそう。「わし、胃が痛い。胃腸炎だ。」また、自分で決め付けてる。(習性なの)「どうしよう?ねぇ、あなた、もう帰ろう。。。日月潭なんかもう行かないから、帰ろう。。。」母が涙が出ている。「とりあえず病院に行こう。。。」お父さんの考え方は、お母さんから聞いた、近くに「栄民医院」がある。(栄民は戦争の時に軍人のこと。国のために命を懸けていたから、戦争が終わったら、それなりの福祉を与える。例えば栄民医院ではただで診査を受けられる。)車を病院に向けて走った。救急病棟に着いて、母が手続きをしている間、看護婦さんが見てくれました。「高血圧はあるか?」「ない、高血圧なんか無い。」は?あるくせに。「糖尿はあるか?」「ない、糖尿なんかも無い。」嘘つき!高血圧も糖尿も重くは無いけど、両方ともあるじゃん。出かけた時に薬も持ち忘れたじゃないの。側にいる私と妹は見てられなくて、すぐ看護婦さんに説明しました。「そ・・・そうですか。。。」「すいません。」と謝る私。暫く経って、ようやく先生が現れた。(すっごく若くて女の先生。)「どこが悪いですか?」「わし、胃が悪いから、胃腸炎だよ。」「・・・・」無言になる先生。(若いから、研修医だと思う。)「すいません、遊びに来ているんですが、多分昨夜の温度差が大きいせいか、今朝の食べすぎのせいか、車酔いと思います。父の眩暈がすごくて、二回も吐いたのです。」と母が言った。また、やっぱり娘ですね。黙ってお医者さんの話を聞いてよ。「そうですか。」「今は、だんだん寒さを感じてねぇ。」ようやく症状の一つね。「それは、吐いた後の症状ですね。」「吐いたものは?」「全部朝食で食べたものです。」と母。「おじいちゃん、眩暈がすごいですか?」と先生が大きい声で言った。「はい、眩暈がすごい。」「胃も痛いですか?」「はい、だから、胃腸炎です。」「高血圧と糖尿の薬は服用していますか?」「はい、でも、今回は忘れてきた。」「え?それダメじゃないですか?」「大丈夫、高血圧と糖尿は無くて、わしは元気です。今は胃の問題だけです。」元気なら、何で病院に来るのよ!「しーおじいちゃん先生じゃないから、しかも両方とも軽くあるんじゃない。先生の言うことをちゃんと聞くの。」とうとう我慢できなかった私です。「多分、車酔いだと思います。症状から見ればほかに問題ないようですし。ただ、眩暈がすごいと言うことは解決しないと、注射に抵抗は?」症状?あんまり聞いてないでしょう?この先生もいい加減だな。車酔いは母が言ったことじゃない。「大丈夫です。父は注射平気だから。」なんで母さんが答えるの?「じゃ、注射1本で、あと、薬ね。」「降血圧の薬もくれませんか?今回忘れてきたので。」と母。「でも、普段の量は分からないし、これじゃねぇ。。。」「一個だけでいいです。軽くでお願いします。」「そ・・・うですか。じゃ、分かりました。」先生はちょっと嫌がってるようです。「じゃ、気をつけて。」と先生が去った。それだけかよ。「じゃ、おじいさん、注射しますね。」さっきの看護婦さんが針を持ってきた。「側に添ってあげて。」と注射が大嫌いな母が逃げた。こっちだって怖いのに。「ちょっと痛いけど我慢してくださいね。」経験では、普段の注射でも結構痛いのに、看護婦さんが痛くないですよって言うの。ちょっと痛いというのは当然のことで結構痛いはず。おじいちゃんかわいそう。そして、目も鼻も口も顔の真ん中に寄せ、すごい顔になったおじいちゃん。結構痛かったのねきっと。注射終わったあとに薬をもらった。母はまた病院の看護婦さんに「家の父は91歳だから、心配で。。。」また自慢してる。家のおじいちゃんが91歳ってことは近所のみんなも知ってるよ。その後、すぐ日月潭のホテルに向けて走ります。ホテル到着後(午後二時)、すぐおじいちゃんを寝かせて、じっと休ませてあげました。翌日、梅の花見して、北港の有名な媽祖廟に参拝して帰りました。本当にビビった。写真は時間があったら載せますね。(また、えらそうなこと言っちゃって。。。まぁ、大目にみてください。。。)それじゃ、バイバイ。