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2006年01月25日
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カテゴリ:映画
 太陽がいっぱい

しつこいようだが、
20世紀最高の美男子たるアラン・ドロン
世に知らしめた名作。
ちなみに原作はパトリシア・ハイスミス。
マット・デイモン主演で「リプリー」としてリメイクされてまして、
実は「リプリー」のほうが原作に近いらしい。
とはいえ、ワタクシとしては、やはりアラン・ドロン版を推したい。

何といっても、アラン・ドロンが美しい。
アラン・ドロンの美は、洗練されたものというより、
ちょっと下卑た感じがして、そこがよいと思うのです。

ふむ。
「太陽がいっぱい」は映画ベスト100に入ることは確実と思われるが、
若い人(笑)は未見の人がほとんどの気がするし、しかもミステリー。
どこまでストーリーをバラしてよいものか……と、一瞬躊躇したのですが、
この映画の紹介で、アラン・ドロンが金持ちの坊ちゃんを視察する場面が
必ずと言っていいほど流れていることを思い出しました(笑)。

まあ、若く美しく、才能もあるであろうリプリーが、
金持ちで美人の彼女(マリー・ラフォレ。ワタクシの好みではない)のいる坊ちゃんに
なりかわりたいと考えるのは、無理のないことであろう。
この二人の関係っつーのが微妙で、ヨーロッパでブラブラ遊んでる息子を
連れ戻す役目を坊ちゃんのパパから仰せつかってるのがリプリー。
ところが、いつの間にやら坊ちゃんの友人とも使用人ともつかない仲に。
早晩破綻するのが目に見えている関係ですな。

ワタクシのいちばん好きなシーンは、アラン・ドロンが
壁いっぱいに殺した坊ちゃんのサインをスライドで写して、
サインの筆跡を練習するシーンです。
ラストは原作とは違うけど、アラン・ドロンには
原作よりも映画のラストのほうが似合ってると思う。
この映画でアラン・ドロンは一躍有名になったわけですが、
確かに、この美貌でこの役だったらブレイクするわ。

もし、この役を日本でやるなら誰が良いか母と話し合ったところ、
キムタクよりは長瀬智也という結論が出ました。
ダメですかねぇ(笑)?







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最終更新日  2006年02月05日 00時07分37秒
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