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テーマ:DVD映画鑑賞(14195)
カテゴリ:映画
アル・パチーノは売れない映画監督で、ワガママな女優に振り回されてウンザリ。 まあ、彼の撮ってる映画は、かなり面白くなさそうです(笑)。 主演女優にキャンセルされ途方に暮れていた彼の前に、理想の女優が現れます。 とはいえ、彼女はヴァーチャルな女優、ヴァクトレス。 コンピューターの中だけの存在です。 が、監督以外はそのことを知らずに、みんな実在すると信じています。 この設定、CG技術の発達した今だからこそ、何か本当にできそうな気がします。 ちなみに、SIMONEはSIMULATION ONEの略です。 シモーヌを作ったソフト、欲しいなぁ(笑)。 古今東西の女優のいいとこ取りで作れるんですよ? シモーヌは身体はソフィアローレン、優雅さはグレース・ケリー、 顔はオードリー・ヘプバーンと天使を足したよう、とマスコミに評され、 瞬く間に人気スターに。 何と、コンサートまで開いてしまいます。 一人を騙すより大勢を騙すほうが簡単ってのは、納得。 後半は、シモーヌの人気が一人歩きし始め、これはヤバいと思った監督が、 何とかシモーヌの人気がなくなるようにと画策するんですが、 みんなの理想像になってしまったシモーヌが、何をしても好意的にしか解釈されないんですよね。 そして、監督がとった最後の手段と結末は……。 けっこう予想通りの結末って感じなんですが、ワタクシ的にはOKでした。 この作品こそ、音声解説欲しかったな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月17日 23時56分43秒
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