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テーマ:最近観た映画。(40090)
カテゴリ:映画
そうですねー、まあ一言で言えば「無歓萌え」ってとこですかね。
そもそもですよ。 すべての男たちに愛されて、栄耀栄華、衣食住に困らないなら、 真実の愛がなくても別に困らないじゃん、 という甚だしく即物的な考えのワタクシには合わないんですね、きっと。 だって、今だって栄耀栄華な環境じゃないし、 その上真実の愛なんて物が手に入る保証もないなら、 せめて即物的な充足感でも得たいじゃないですか。 ジンジャーだって、死ぬまでだったら騙しきれそうって言ってるし。 悪に徹すれば手に入らないものはないと言っちゃう無歓のほうが、 共感できるワタクシが、腹黒なんでしょうかね。 で、ファンタジーとは言え、無茶が過ぎると思ったのはワタクシだけ? 以下、ネタバレ含みます。興味のある方は、スクロールかつ反転でどうぞ。 まず、序盤の戦闘シーン。 牛多すぎだから(笑)。 っつーか、真田軍のあの陣形って有りなんですか? 敵の蛮族なんですが、あの地形を知らなかったって事は、 よその土地からあんな牛の大群引き連れてきたの????? 実は、このシーンがワタクシ的に長すぎてここですでに飽きた(笑)。 で、王様ピンチ!! のシーン。 どうして屋根に上ってるの? っつーか、女神の言いっぷりから、どんないい暮らししてるのかと思ったら、 夫の王様が小物チックでビックリ。 始皇帝みたいな人かと期待してたのにな。 あの王様なら、彼女じゃなくても不満だろうよ。 で、すべての男に愛されるはずなのに、王様にマジ殺されそうになってたよ。 何かさ、物欲満たされていても心は虚しい、みたいなシーンが必要なのでは? 光明が傾城連れて来いって崑崙に命令するんだけど、次の瞬間、もう助け出してた(笑)。 無歓の屋敷の警備体制ってどうなってるの? ココセコムに入ったほうがいいのでは。 で、崑崙があまりに足が早いので傾城が凧みたいになってるんだけど、 いくら彼女が軽いとしてもそんな無茶な。 ワタクシとしての最大のギャフンなところは、 光明が元部下たちに、無歓を捕らえたから戻ってきてくれみたいに請われて 調子に乗って都に戻っていくくだり。 何故に華鎧を身につけずに、長襦袢みたいな格好のままのわけ? 華鎧の大将軍として請われてるんだから、鎧を身につけさせるはずでしょ? っつーか、王殺しの大罪人として自分を吊るした部下が、 どういう経緯で無歓を逮捕する気になるんですか。 と、それも光明が色ボケしてるのを表しているのか。 とまあ、その後も最後まで腑に落ちないものを抱えながら 観終わったのでした。 結局、「美人は得だね」ってことなんでしょうかね。 ま、傾城を演じているセシリア・チャンが好みじゃないってのも 大きかったのかなぁ。むむむ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月18日 02時12分42秒
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