私立大学の授業料負担は、やっぱり大変です
今日の内容は、下世話な話で恐縮ですが、おいらのブログは、子育てジャンルに登録しているので、将来のことで参考にしていただける方もおられるかも知れませんので、ご紹介いたします。大学4年生の次男の最後の授業料等の引き落としの通知がきました。授業料が4半期分179,500円×2、施設設備費が4半期分52,500円×2などなどで、482,000円です。私立大学4年間、入学金も含めて約430万円。正直、高すぎて、かなりの負担になります。昨年までは、長男も私立大学に同時在籍してましたから、2倍の負担で、わが家はヘロヘロでした。OECD諸国の中で、日本の教育費の公的負担は最低レベル、と言われてます。社会保障も高齢者中心になってますが、もう少し次世代への投資に回してもらえないのか、と思っていたら、今回の突然の解散総選挙の争点に、消費税増税分の使い道に、教育無償化へ費やすこと、ということが急に浮上してきているようです。経過はともかく、方向性は良いと思うのですが。次男の場合は、なんとか奥さんとおいらで負担できたのですが、家庭の支援が期待できない児童養護施設の子どもたちが大学に進学するのは、本当に大変だと思います。昨年ぐらいから、このような子どもたちを対象とした奨学金制度が発足しているようですが、一層の充実が必要ですね。その長男、東京の私立大学に進学でした。次男も控えていたので、十分な仕送りができないことは彼に通告してありましたので、生活費の不足分を奨学金で借りていました。毎月5万円、大学4年間で240万円。その返済が10月から始まります。約1万4千円。給料の中から15年間の返済です。今後、どうなるかわかりませんが、結婚・出産などの子育て期間にずっとこの負担が続きます。もっとたくさんの奨学金を借りた若者は、返済が大変です。今では、大学生の半分が奨学金を借りて進学しているとか。奨学金返済があるので、結婚や出産に躊躇する障壁になっているのではないか、と思います。結婚を考えている相手も奨学金の返済が重くのしかかって、結婚をあきらめるカップルもいる、結婚しても新婚生活が大変になることもある、などという話も聞きます。長男の携帯電話代、就職後もまだおいらのところに請求が来ますが、奨学金返済の一助となるのならと、そのままおいらが払い続けようか、とも思ってます。ふう、やっと子どもの教育費が一段落。晩酌のアテ、豪華になる日はくるのでしょうか。今夜は、ゴーヤチャンプルー。苦みが少なくて美味でした。今日は、下世話な内容で、失礼しました。↓昨今の奨学金事情が解説されている本です。奨学金制度の抱える課題、日本という国が若者にいかに冷たいのか、など参考になります。ブラック奨学金