全世代型社会保障の議論が始まりましたが‥
消費税が上がりました。増収分のうち、いくらかは社会保障、特に今回は子育て世代を対象として幼児教育無償化などの財源にも充てられるとか。これは、10月1日の朝刊。相変わらず胃痛が続いているので、キャベジン飲んでます。飲み物も、お腹に優しいイメージのドリンクです。さて、参議院選挙も終わったからでしょうか、政府は、「全世代型社会保障」の議論を始めました。おそらく、また、国民の負担増につながる議論が中心になろうかと。先日、伊豆のばあちゃんを医者の診察に連れて行った時に、診察料940円、薬局での調剤270円、合計1,210円。安いなあ、と感じましたが、現在の後期高齢者医療制度では、現役並所得の世帯を除き自己負担分は1割です。おいらがもし同じ診察を受けたら、3割負担で、3,630円になります。1割と3割負担、その差が大きく、また、今後はさらに後期高齢者が増加して医療費が増えて社会保障費がパンクするから、この1割負担を2割負担にできないか、というのも、議論の課題の一つだとか。そして、薬代についても、全て一律に3割負担(後期高齢者医療制度以外です)になっているのを負担割合をあげよう、という議論もあるようです。たとえば、おいら、左ひざを痛めたので整形外科を受診し、湿布薬をもらってきました。湿布薬も7枚入り×4袋を処方してもらいました。レントゲンなどの診察料を含めて、自己負担は2,200円。内訳をみると、湿布薬は1,000円ほど、ですから、おいらの負担3割なので、300円ほどで湿布薬をいただける計算になります。ところが、ほぼ同じ成分の市販薬を購入すると、7枚入りのフェイダスでも700円ぐらい(1枚100円)かかりますから、28枚用意すると2千円以上かかります。診察に来る人の中には、安く湿布薬が手に入るから、薬を目当てに受診している人が多いのではないか、自己負担は300円でも、実際には初診料や調剤などの医療費もかかっているので、医療費としては1,500円ぐらいかかっているので、医療費が膨らみます。そこにメスを入れるべく、湿布薬やビタミン剤など市販薬で同成分のものが入手できるものについて、その薬剤分の負担を3割から引き上げられないか、という議論もある、と報道されています。2025年には、団塊の世代が全て後期高齢者になります。それまでに、持続可能な社会保障制度の構築に向けた議論がされるようです。今週は、決算関係の小会議が続きますから、でしょうか、朝から硬い話になりました。恐縮です。ネコの医療制度は、どうなるんだ?どうにもなりません。