|
カテゴリ:研究生活
ちょっと当たり前のことですが、考えてみました。 現在、ボトムアップで理論構築を行っているのですが、グランでぃっどセオリーですね。 現場に密着するのはいいのですが。抽象度をあげるのが難しいです。 で、よく考えたら概念を探す、考え出すには、目に見えるもの(観察可能)と見えないものを意識しないといけないのではと思いました。目に見えるものは概念ではありません。あくまで観察可能な作業でしょうね。 実際、概念は目に見えないし、ないものです。たとえば、ヒューマンキャピタルなどがそうでしょうか。教育、学歴、年齢などは観察可能ですが、それを一つにまとめたものがヒューマンキャピタルでしょうか。ヒューマンキャピタルというものは存在しません。みることもできません。だけど、それは観察可能な教育歴などの抽象度をあげてでてきたものです。 そこに経験科学の意味があるのでしょうが。 学歴や年齢からヒューマンキャピタルなんて抽象度の高い概念がでるかといいば普通の考えではでてきません。 そこには、経済学のストックとフローという考えや会計学のキャピタルがあったのでしょう。これらの考えを踏まえながら、人間の力ということで、ヒューマンキャピタルなる考えに至ったのでしょうか。 なにをいいたいか。現場に密着したら、そのごいったん離れて、観察できない、みえないもの概念としてだしましょう。ただし、その場合は経験科学だから、現場から出たというのが大事ということか。 ちょっと自分の頭の整理をしてみました。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.07.01 00:17:26
コメント(0) | コメントを書く
[研究生活] カテゴリの最新記事
|
|