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明日の風の吹く場所から・・

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Jul 26, 2008
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「21世紀に残る神話を作りたい。」今は亡き写真家、星野道夫とガイアシンフォニーを撮り続けている監督、龍村仁。二人が地球交響曲第3番を撮るときに約束した言葉だったという。一体その神話ってどんなものだろう?なんとなく興味を持ってその言葉を記憶していた。

星野道夫は「ワタリガラスの伝説を捜しにシベリアへ渡ろうと思う。」そう言って帰らぬ人となった。そんな星野道夫の言葉が今ひとつ自分の中では納得できないままに終わっていた。
http://www.tail-lagoon.com/note/?ID=HOSHINO02
http://www5b.biglobe.ne.jp/~moonover/2goukan/ohter/watari/watarigarasu-1.htm

けれど、星野道夫の残した本をいくつか読んで、「森と氷河と鯨」を読んでいるときにその言葉が再び蘇ってきた。同時に、神話そのものがどうやってできたのかを最近実感した。。

先日ベトナムに行ったときのこと。久々の海外旅行で、現地の人々の見えている世界と、その土地での文化と、大地に蓄えられてきた歴史、様々な人の想いの込められた空気、そんな目に見えないその国の体温のようなものをたくさん感じてきて、その土地の物語を書いてみようという気持ちになった。

誰かに出会ったときに感じるその人の性格や、歴史や記憶、それと同じように、その土地、土地にもそこに暮らしてきた、そこに生きている、たくさんの人の想いを文章にすることってできるんじゃないだろうか。そう思った。

昔の人たちは、きっとそうやって神話を作ってきたんじゃないだろうか。その時代の人たちの想い、先祖の人たちの残した歴史を感じ、空中に飛び交うあきれるほどにたくさんの情報を身体全体で感じて、それを言葉にして表したのが神話という物語じゃないんだろうか。そう思えた。

それはギリシャ神話であったり、日本の天照大神の神話や、ヤマタノオロチの伝説だったり、インディアンに伝わる神話や伝説、イヌイットの神話、そんなものにつながっていくのではないだろうか。その人々は自分たちのルーツが知りたくて、その答えを大気の中に求め、山や海の形に求め、今のそして昔の人々の心の中にある本当の何かを引きずり出して言葉にしたもの。それらが神話ではないかな、と思った。

土地についての想いと、そこから物語はできるのか。。
それで、今行ったこともないアラスカにまで心を旅立たせて、物語を書いてみた。
(27日の日記をご覧ください)






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Last updated  Jul 28, 2008 12:35:57 AM
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