あやりんは小さいときから英語が好きだった。
幼稚園で英語をはじめ、小、中学と、ずっと続けてきた英会話。
私はあんまり、彼の英語を聞いたことが無いのだけれど、
イギリス人の先生と、ジョークを交えて、楽しそうに会話してる・・・
「いつか、アメリカで生活してみたいでしょ？」「うん！」
そんな会話を時々していたけれど、
アメリカが好きなわりに、何の縁も無い私。
おまけに、私が白血病になって、ここ数年、そんな話にもならなかった。
でも、私の中では、私がどんな状態でも、あやりんには
『今しか出来ない体験』をしてもらいたいって、ずっと思ってきた。
昨年の12月の始めに、私は『交換留学』という言葉を知った。
交換留学って、なんだろう？？
どんな留学なの？
そこから始まった、あやりんの留学でした。
交換留学をキーワードに、インターネットでまずは調べまくりました。
数々の留学をサポートする団体がでてきました。
全くの素人である、私たちですから、信頼できる団体を探したくて、
私は数日、ネットサーフィンをし、いくつかの団体から、資料請求をしました。
ちょうどそんな時、学校での個人面談があり、
今の私たちの考えを先生に話しました。
＊＊＊留学もさせたいけれど、そのために、高校での留年はさせたくない＊＊＊
私はそれがまず一番先生に聞いてみたいこと。
先生に、過去でこの学校で交換留学をした生徒がいたかどうかをたずねました。
沢山の生徒というわけではないけれど、数年に何人かは、交換留学をしているということ。
海外から、交換留学生がわが校へ来ていると言う事。
そして、学校が認めたいくつかの団体を通しての交換留学であれば、留年はなく、
今の学年のお友達と同じ学年へ戻れるということ。
このことを知りました。
交換留学というのは、現地のホストファミリーのおうちへ無償でとめていただく制度。
現地のハイスクールに通学することになりますが、その費用も免除されます。
現地のハイスクールに通った単位が、帰国後日本でも適応されるというわけです。
ただ、現地でのハイスクールはもちろん授業も英語。
日本語での特別クラスがあるわけではないから、
最初はかなり戸惑う生徒さんもいるそうです。
『自立心を高める』こと、『ホストファミリーと信頼感を高める』こと
『日本の小さな親善大使』として、日本の文化などを伝えることなどを目的としている留学ということを、忘れてはいけないということです。
