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カテゴリ:コーチング
コーチングの中で『聴く』はとても大きな割合を占めます。
『聞く』ではなくてあえて『聴く』と書くのは 耳だけでなく、十四の心を以って相手の話をきく という意味をこめて、です。 それだけ聴くことはコミュニケーションの中で とても重要であり、効果があることでもあるわけです。 読み書きは学校で習いますよね。 大勢の前で発表することも学校や職場等で経験します。 最近は話し方講座なんていうのもよく目にします。 でも、聴くことを習う・教えてもらうことって・・ ほとんどないですよね? 人は誰でも話をしたいものです。 私も聞いて、聞いて~♪が多かったですよ。 今もそうかな?(笑) 自分が聞いてほしいのと同じように 相手も話をしたい、聴いてほしいんです。 聴くことって最初はタイヘンかもしれませんが 意識していくと少しずつできるようになります。 まずは、相槌ですよね。 聴いているよ、が伝わると相手はとても安心して話をするができます。 心を向けて、相手の想いや伝えたいことを引き出し・受け止めることができたら もしかしたら何かおもしろい・うれしい発見があるかもしれません☆ さてさて。 今日は、『傾聴』の成果を実感できる出来事がありました。 相手は時々電話をかけてくるおじいちゃま。 元気に悠々自適な日々をお過ごしです。 ごくごくふつーの方なのですが、 お酒が大好きで、昼間から一杯・・♪とよく飲まれるそう。 困っちゃうのは文字通り「お酒にのまれて」電話をかけてくるんですねぇ。 何度かその電話をとっているのですが 初めのころは相手の絡み口調にタジタジしたり 「私にどうしろっちゅーんじゃい!」と ムカついてしまったりしてたのですが(^ ^;) せっかくコーチングを学んでいるのだから!と 聴くことを心がけてみたんですね。 そうすると・・あ~ら不思議☆ 一人で話して最後は 気が済んだ~といった感じで ま、ええわ。と電話を切るんです。 しかもよくよく聴くと、ただ難くせつけたいだけの内容だとわかり(笑) それからはとても冷静に応対することができました。 しかも今日は、気が済んだ~ではなく ちゃんと納得して電話を切られたんです! 説得したわけでも、具体的対応策を提案したわけでもありません。 おじいちゃんが伝えたい「ココ!」の部分を 感じ取って受け入れた。 ただそれだけなんですけど・・ こんなに違うんだぁ ってわかるくらい 明らかに反応が違いましたね。 もしまた電話がかかってきても 今日はどんなお話かな?と気持ちに余裕をもって聴くことができそうです。 みなさんもぜひぜひ『聴く』ことにチャレンジしてみてくださいね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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